ステージ4の卵巣癌23

2列目シートのモニターは、フリップダウンかヘッドレストか迷っている「黄色F改」です。

12年乗ったタントがご臨終しました。

春には買い替えようかと話をしていたのですが、コロナで自粛しているうちに、エンジンが掛からない現象が起きました。

しばらくしたら、なぜかエンジンは復活。

気持ち悪いので翌日の金曜日には車屋さんへ。

スズキのスペーシア？にしようかな？なんて話をしていましたが、別のお店も見たほうがいいよと言う事で、土曜日にはやっぱタントにするわって話に。

タントで決まりだが、一応車のメーカーはまだあるよって事になって、日曜日に見に行った。

すると、日産のデイズルークスが条件が揃った新古車が吊るされてました。

嫁は一目惚れして、その場で契約。

ただし、嫁の懸念は、車を新しく買うとほとんど乗らずに死んでいく家系だと言う。

なんじゃそりゃと思ったが、翌日には草津総合病院で検査の日。

2019/12月、2020/3月と腫瘍マーカーは正常値だったから、車買ったからって死にゃしない。

誰の嫁やと思とんねんブォケッ！

2020/6/8

検査の日。

この日は僕の車で病院に行く事になり、僕はバイクで会社に出勤した。

草津にお気に入りのパン屋さんがあり、いつも診察後に買いに寄っている。

朝からパン屋に寄って、病院入って検査して、結果を待つ間にパンを食べて。。。

なんてプランを提案したが、朝から洗濯機を2回回したら時間がなくなったと言って病院に向かったそうだ。

昼も回って仕事に追われていた。

その時、LINEがきた。

嫁からのLINE。

プレビュー表示で「再々発」と見えた。

心臓が高鳴るのが自分でもわかる。

今までの治療で、絶対に治してみせると強い気持ちでいた嫁だったが、もう治らないと諦めたようだ。

すぐに電話して話し合った。

病気の事や、自分の事より、2人の息子たちの話だった。

夏休みにみんなと一緒に過ごしたい

思い出を沢山作りたいと。。。

いつも気丈な嫁ではあるが、この時ばかりは泣いていて話がまとまらなかった。

たかが、2.3ヶ月の間に3cmの腫瘍がCTで見えたそう。

腹膜を取っているので、癒着は免れない。

脊髄に近い場所だし、難しい手術になるそうだ。

とにかく、先生の話をちゃんと聞きたいので、

日を改めて僕も病院に行く事にした。