塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

ステージ4の卵巣癌3

記憶があいまいな「黄色F改」です。

話は2と3が前後します。

2018/5/11(金)
彦根市立病院より紹介してもらった草津総合病院での話

5/7に癌が発覚して5日が経った。

その間もお腹は腫れ続け、まるで妊婦のようになる嫁。

このままどうなるのか。
治療はできるのか?

余命は?

そんな事を考えながら草津総合病院で受付を済ませ、検査をしてから問診を一緒に受けた。

腹膜に腫瘍があり、そこそこのサイズで無数に散らばっている事がわかった。
これを腹膜播種(ふくまくはしゅ)と言うらしい。
ネットで腹水、癌で検索したらで出来てたが、カシコな僕は(はしゅ)が読めなかった。
原発の癌からの転移なのだそう。

転移と言う言葉に血の気が引く。。。

血液検査でCA125の数値が異常に高い事から、原発は卵巣が濃厚であると。
正常なら0-35くらい。
検査結果は22000を超えていた。
約630倍。
この数字が高いとダメなのはわかるが、平均点より上なのか下なのか。。。

先生も二度見して、2万?と声に出してしまった。
彦根市立病院とは検査方法が違うから。と言っていたが。。。

どうやら平均点よりかなり上のようだ。

そして、進行具合を聞いた。

ちょっと間を置いて言いにくそうに「ステージ3から4」だと先生は教えてくれた。

オブラートに包んだ「3」は気休め以外の何物でもないのだか、その時は意味が分からなかった。

ステージ4=末期=死

それが、一歩手前でギリセーフやん!

ステージ4ならもっと高い値が出るんだろう。

そんな風にしか思わなかった。

そして今後の治療についての説明があった。

お腹に数カ所穴を開けて中を見るための腹腔鏡手術を行う。
これは癌が最初に出来た場所を特定する為に組織を採取して検査するのと、実際の中身はドヤさとチェックする為。
さらには腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を行うと。

癌細胞は熱に弱いらしく、温めた生理食塩水に抗がん剤を混ぜてお腹の中に入れて洗うそうな。

なんか効きそうなヤツな感じがする!

温泉で湯治するヤツはまんざらでもないのだろう。
秋田の玉川温泉が近かったらなぁ。。。

あと腹腔ポートをお腹に設置する。
これはカテーテルみたいなヤツで、濃い抗がん剤をお腹に直に入れる装置らしい。

これもなんか効きそう。

それでも効果が薄い場合は、全身に抗がん剤を入れると説明があった。


抗がん剤の副作用について調べていたが、どこか他人事であまり気にしていなかった。

だって、ギリセーフのステージは3なんでしょ?くらいにしか思ってなかった。

病院は家から車で1時間の所にあり、そこそこ遠い。

帰り道に嫁と随分遅いランチを食べた。
子供が産まれてから2人でランチなんて初めてじゃなかろうか。

次は約1週間後に腹腔鏡手術。

母親のいない夜を子供達はちゃんと過ごせるのか?
その事を嫁は心配していた。