内湾で蛍を見る
台湾に来てちゃんと出歩いた「黄色F改」です。
4月に再上陸以来、まともに出歩いていませんでした。
完全な引きこもり状態でして。
なんせ35度を上回る気温に、外出する気力も失せまくりでした。
で、蛍を鑑賞すべく夕方からお出かけと思いきや、ホテルの部屋を掃除するからと追い出されたので、そのまま向かう事にしました。
新竹駅から内湾行きの切符を購入。
41元と中途半端な価格が目にしみる感じです。
電車は新竹駅から竹中駅で乗り換え。
そのまま乗ってると新幹線の駅に行っちゃうのでね。
竹中駅に着くと、電車に乗ってたほとんどの人が乗り換える為に降りた。
この時間にして、ほぼ満員な状態は嫌な予感です。
竹中駅から約30分で内湾駅に到着。
大変な混雑です。
これが夕方の蛍の時間にはもっとすごい事になると思うとゾッとします。
全員が一斉に駅に向かう様子はまさに地獄絵のようでしょう。
帰りの切符を買っておくべきだったかもしれない。
蛍は7時とか8時に出るだろうから、ざっと7時間はある。
あり過ぎなんやけど。。。
まずは吊り橋。
昔はこれが生活する手段だったのだろうか?
この吊り橋も人だらけ。
河原に降りようかと思ったけど、予想以上に濁ってるし。。。
河川敷は畑になってるし。。。
対岸には昔のなんたら古道ってのがあって、さぞノスタルジックな小道かと思いきや、ただの旧道でさ。
ガチでアスファルトひいてやがる!
なんの面白みもない。
まあ登り道だし、景色のいい所があるかもしれないので、チマキを買って景色の良さげな所で食べる事に。
でも、いくら進んでもジャンクみたい。
全然ダメ。
結局、なんもない森の中で食べた。
穀物タップリなチマキで、しっかりした味がなかなかやりよるチマキでした。
景色が良けりゃなお旨かったろうに。。。
しばらく歩くと川へ下る極悪な斜度の階段があった。
ダメ元で降りて、川の浅いとこを渡って帰ったらええんちゃうん!
なんて思いつつ下るも、倒木に行く手を阻まれる。
無理やり越えて突き進むと、吊り橋が見えてきた。
なんか行けそうな感じ!
やっぱ行けちゃった!
川渡りを覚悟してたのに、無事に渡れたし、なんかさっきの吊り橋よりいい感じ。
幅は1mほどしかなく、すごく揺れる。
板も腐ってる!
コレぞ吊り橋!
ザ・吊り橋である。
さて、内湾の駅に戻る。
まだ3時。
どうしよう。
あと5時間もどうやって過ごしていいかわからない。
内湾の町をまわるにしても、1時間もかからない。
とりあえず、もう1周してみる。
次は逆周り。
次第に見るところが無くなりだした。
資料館的な所にも行ったけど、微妙ですぐにでちゃった。
そんなこんなで6時。
あと1.2時間かな?
ネオンも目立つようになってきたし、薄暗くなってきた
ただこの中に臭豆腐ってのがあって、それがものすごい異臭を放っている。
においは別として、とっても旨いらしい。
どうしてもこの匂いがダメで口にできない。
それくらい身の危険を感じる食べ物です。
そうとう暗くなってきました。
時間は19時。
残念ながら小雨です。
たぶん期待するほど出てくれないでしょう。
小学校の裏手に「生息地はこちら」的な看板があった。
この先にいるみたい。
ただ、この先になんの案内もなく、どこが生息地なのかさっぱりわかりません。
で、みんながたむろしてるあたりが生息地のようでして、そこには数匹の蛍を見ることができました。
写真にはただの闇にしか見えませんが。。。
でもたしかにいましたよ。
今年は日本でも蛍が見れるかな。。。
ちなみに台湾の蛍はフラッシュが早い!