武漢の思ひ出
最近入ってきた新人さんに車の後ろに貼ってある塩ステッカーが何なのか良く聞かれる「黄色F改」です。
一度に聞いてくれればいいのに、バラバラで聞かれるから同じ答えを毎回するのが面倒です。
バイクのチームの名前って言ったら、
「え?塩って名前?なんで?」
と、なるわけですね。
そりゃなりますわな。
僕かて聞きなおしてしまいますよ。
で、「塩っぱレンヂャーって名前です」と。
「なんで、塩ってつけてるの??」
「塩=しょっぱい≒どんくさい」ってな意味でここ数年使われてますよ。
みたいな。
んな感じで説明してます。
もっとカッコ良い名前にしたらええやんと言われます。
しかし、それだとそれなりな実力が無いと名前負けしちゃうし。。。
今となっては浸透しちゃってるので、変えるつもり無いけど。
さて、先月の末に中国の武漢に行ってました。
日本との時差は1時間。
だけど、ずいぶん日本より西に位置しているので、日が沈むのが遅いんです。
この日は仕事が早く終わったので、近くを散策したんです。
ホテルの近くには「黄鶴楼」って言うお寺?らしき巨大な建物があるんです。
武漢の観光HP辺りをググってもココの情報くらいしか出てきません。
よほどの有名な建造物であろう。
なんだか、門がとんでもなく大きいのにも関わらず、さらにその建物は巨大である。
いったいどんな建築方法が用いられているのか、そしてどのようにしてその巨体を支えているのかが、近づくにつれ気になって仕方が無かった。
拝観料として80元(約1000円)を支払った。
何気に高いけど仕方が無い。
そして、その金額に見合うだけのものがあるのだと。。。
なんだか中国って感じの丸い入り口が続き、その先には庭園がまぁまぁキレイに保持されていた。
しかし、至る所に近代化がモロ見えだったり。。。
なかなかいい感じの小山を登った先に黄鶴楼の姿が。
近くに寄れば尚、その大きい事か。
よくよく近づき建物の基礎を拝見。。。
悲しいかな、木造と思っていたのが全てコンクリート。。。
そう、この建物は鉄筋コンクリート製。。。
エレベーターで最上階まで一瞬です。。。
で、人でごったがえしてます。
暑いです。
暑苦しいです。。。
でも、そこから見える景色は素晴らしかった。
下界のごちゃっとしたモノが全て小さく見えるので、景色の一部となって目立たない。
その手前の河は「長江」である。
社会の教科書に載っていた。
川幅のずいぶん広いこと。。。
大陸ってなんでもデカイです。
黄鶴楼から徒歩10分ほど。
あまりの暑さに、いつものペースで歩けない。
橋の上と言うこともあって、影がなく交通量は物凄く、真っ黒の排気ガスを撒き散らしてバスが駆け抜けてゆく。
橋げたの上についたので、下をのぞいて見たら、カフェオレ色の川の中を楽しそうに泳ぐ、ずいぶんおかしな集団が無数に集まっている。
この川の中で病気にならないのか?そもそもすでに病気だから泳いでいるのか???
ふもとに下りるエレベーターは有料です。。。
階段は閉鎖。
絶対乗ってね!って事の様だ。
2元(約25円)ぼったくりです。
でもって、泳いでいるのは、若者からお年寄りまで、多種多様な方々だ。
自分に対する戒めか?
悪霊払いのための沐浴なのか???
なんにせよ、若干粘度を感じる長江の雄大なカフェオレに抱かれるヤツらの気がしれん。
食い残しを川へポイっと投げ込む人も居れば、その場で放尿的なヤツをぶっ放す男子もいらっしゃる訳で。。
。
。
たぶん、増えすぎた人口を減らすための、政府の陰謀としか思わざるをえない。
一人っ子政策と新たに加わった政策の1つなのだろう。。。
続く