CGC最終戦 池ノ平
ピンクの乗り物と言われてキャデラックって思ってしまう「黄色F改」です。
そういうイメージなので。
ちなみに、ピンクの乗り物で何をイメージしますか???
ラージクラスで使われた溝越え。
みんな一番下の溝が埋まったラインを通るのです。
でも、そこは人気ラインなので、たまに上の方や中間地点で飛ぶ人もいました。
ちなみに正解はみんなが通ってた簡単ラインのちょっと上。
若干飛ばなきゃならんけど、その後のラインが上でも下でも変化させることができます。
後半でソレに近いラインができてました。
乾いてるうちは失敗する人も少なくて、タダの通過点にすぎなかったのですが、時間がたつにつれて楽なラインが掘れて深くなり、徐々にラインを選ぶのが難しくなったようです。
ラスト30分の雨の降り始めでは僕も失敗して、中途半端にこけました。。。
溝越えを後にしてコースに散らばったスタッフにバームの差し入れを配りながら周回してました。
すると尾根沿いで一台ストップしてました。
トウキョウダート3715な方。
東京からの参加だ。
滋賀県の田舎モンからすれば首都に住む人は全て神様みたいなもんです。
で、ラジエターの水が無くなり、エンジンが焼ける寸前だったようです。
プラグを交換し、ラジエターに僕の持ってる水を投入してピットまで自走してもらうことにした。
まだ1時間半ほどレースが残ってるので、このままリタイヤではつまらない。
壊すよりはリタイヤしたほうがイイのかもしれないけど、尾根の先っぽのほうだから引き返すこともできない。
コースが狭いのとハイスピードで走ってくるから危なくって。。。
でもなんとかエンジンに火が入って走り去っていった。
ラジエターに穴が開いたのか、どこかでぶん回して水を使い切ったのか?
まぁ、何事も無く集計所を通過していったようだった。
残り時間もあと30分を切ったところで本格的に雨が降ってきた。
コーステープが切れていたので補修してるうちにチェッカーが振られたと無線が入った。
たしかに集計所ではチェッカーが振られている。
パンツまで濡れたくないのでさっさと本部テントに戻ってカッパを着込もうとダッシュで最後の坂を駆け下りた。
すると、周回するでしょ?な雰囲気が。。。
しかも、ピットから一気に駆け上がるコースが雨でツルンツルンらしい。
しかもマーシャルが1台途中で捕まって登れないらしい。
「コースマーシャルのお手本みせてぇ」と。。。
ダメもとでアタックしてみれば、なんかあっさり登れてしまった。
思いっきり助走つけたから登れたんやけど。。。
まだヨモギロックの上ではやってました。
結局ココにいた大半の方は進むことができずに、よもぎロックを下っていった。
15分経ったので、もうチェッカーは振られていない。
至る所から雨でぬかるんだコースを先に進めず諦めて帰るエントラントの姿があった。
そこからコーステープを回収開始。
一気に気温が下がって、雨足は強くなる一方。
当たりも暗くなってコースは悲惨な状況に。
全てのテープを回収して本部テントに戻ったけど、その前にピットからの登りをマーシャルみんなでアタックした。
難しいです。
非常に厳しいです。
登れるけど。。。
でも、もしももっと早くから雨が降っていたらレースにならなかったかも。
あのガレですら進めないのだから、ココにほとんどのバイクが集まったことでしょう。
丁度いい感じのコースに丁度いい感じで雨が降ったかんじです。
この状況を考えると、来年の池ノ平はどうなるんだろうか?
なんか、すごい構想を聞いたけど、それは来年のお楽しみってトコなのだろう。
参加された全ての皆様お疲れ様でした。
またどこかのレース会場でお会いしましょう!