坂内2DAYs 1時前~
久し振りにネタが消えて憤慨した「黄色F改」です。
あの更新ボタンで消えるアレです。
いつもは全部の文章をコピーして保存してから更新ボタンを押すのに、すっかり忘れてたのです。
最近はなんとも無かったのに。。。
だから昨日は更新できず。
気を取り直して続きを行きます!
もう完全な夜です。
21時を回ってもまだ半分も走ってない事にガッカリしながら晩御飯を頂いた。
焼ソバと野菜炒め。。。
寒空の中での食事は堪えます。
が、今年は不思議と暖かいのです。
ストーブ無しじゃ死んじゃうねって思ってたけど、ストーブが要らないくらい暖かい。
少し時間もあるし仮眠を取ったけど、シュラフ2枚重ねをせずに眠ることができた。
でも、僕のテントのすぐ横に発電機。。。
めっちゃうるさくて眠れる気がしなかったけど、数秒で眠りに落ちたようだ。
しかし、どこのバイクかわからんが物凄く爆音を轟かせて駆け抜けてゆく時があって、ついつい目が覚める。
だいたい10分置きくらいだろうか?
携帯がつながったら警察に通報したろか?って思うくらいだ。
眠れやしない。。。
仕方ないので起きて外に出て走る準備をしてピットへ。
すると僕は1時からなのにまだ走り出して30分ほどだという。
なんか、僕の前の前、23時台を走るはずが交代要員がいなかったらしい。
代わりにその場にいた人が数周走ったらしく、30分ほどずれ込んでいた。
いたるところでバタバタしているようだ。
CRのフレームにスクーターのエンジン乗っけた足回りがサイコーのん。
ズッこ仕様です。
エンジンも無段変速なわけで全開ぶっ飛ばしでした。
うまいこと回転を落とさずに走ることができたら最強の50ccの1つだと思えるのです。
しかし、見たカンジからしてもその無理なエンジンの乗せ方に
「そのうち逝くで」と声をそろえて話していたのです。
トップはゼッケン34番CRMのフレームにカブのエンジンか?
2位は40番。
3位はさっきのCRの36番。
4位が僕たち39番のCL50。
もう3位以上からはびっくりするほど離されてます。
あぁ、神さま。
ずっこいあの子達に天罰を!
と祈りをこめて1時半。
僕の番が回ってきた。
「注意事項は光軸を下げすぎて先が全く見えない」らしい。
たしかに低い。
見て解るくらいだからかなりのモンです。
なのでちょっと上げてもらったら、左に大ずれ。。。
前も近くも遠くも見えません。
見えるのは左側だけ。。。
さっきの20時台のときより悲惨です。
でも止まりたくない。。。
ピット前を通過。
と、僕らの隣のピットのライトがハイビームのごとく目に刺さる。
地面が全く見えず、その後は目に残像が残ってめちゃくちゃです。
次の周に大声で「このライト消して~」と叫んだ。
すると翌周には消えていたので良かったのだが、ふと気がつくと後ろにずっと付きまとうエンジン音が。。。
しかもちょっとスキがあったら狙おうと企んでる感じがしてならない。
もちろんペースは後ろから来てるバイクの勝ち。
アクセル開けても着いてくるし、直線では並びかけてくる。
とっても抜かれたくない。
でも前が見えなくて怖いのなんの。。。
後ろから迫ってくるバイクのライトの明かりを頼りに走るってのがなんとも情けない。
だからくっつかれるとコースが見えてペースが上がるけど、離れるとコースが見えずにペースが落ちる。。。
そして、見えない恐怖で早めのブレーキから立ち上がりが悪くストレートで抜かれてしまった。
ゼッケンは40番!
2位だ!
目の前に2位がいる!
いや、むしろ動く僕のライトだ!
付いて行けば問題なく走る事ができちゃうじゃん!
ルンルンでくっついて走っていると、周りからすればどうみてもバトルな感じにみえるのだろうと思いつつ、いい感じの距離で抜かないようにしていた。
でも、僕と40番の間に1台の250ccが入り込んで距離が開いてしまった。
直線は早い250だが、コーナーが恐ろしく遅い。
おかげで40番とかなりの距離が開いてしまい、また闇の中に落ちそうになってしまった。
しかし、40番もDT50にラインを塞がれてペースが上がっていない。
そして僕が追いついたら、なんと40番さんはDT50を強引にインから抜いていった。
おかげで押し出されたカタチになったDT50は断末魔の悲鳴を上げながら、もうちょっとで土手下に落ちるところだった。
えらい殺気だってるなぁって思いながら、まぁ、これだけ長い間後ろに付かれてたらイライラもするわな。。。
なので、危険なのでついて走るのをやめてCL50をいたわるエコ走行へ切り替えた。
そこからはなんとなく走って、トラブルも無く走りぬいたが、あの40番に付いて走ったときにムリをしたのか、エンジンにヘタリを感じるようになった。
そんな変化を感じているときに、闇夜の中で一台のバイクが止まっていた。
何周してもその場を動いていない。
見るからに大きそうなバイクなので、同じクラスとは思わなかったが、何度もチラ見するうちにあのCRスクーターが停止していた。
監督は蒼さん殿のあのチームの変な50ccみたいなCRスクーターだ。
僕の祈りが効いたのか?
止まって燃えて爆発したらええねん!って思いながら僕のこの時間の仕事は終わった。
やってるやってる!
むふふふふ!