要塞 その2
この手のネタに皆さんが付いてこれているのか心配な「黄色F改」です。
だってね、興味のある人って少ないんだもん。
でもって、別になんも無いし。。。
無いし。。。
無いよ。。。
次の砲台跡に到着した。ココは友ヶ島の中間にあたる第4砲台。
その入り口にはちゃんとした門柱が残っており、宿舎?も残っていた。
ずいぶんくたびれてるけどね。
ココは当時のキッチン。
本格直火かまどの威力に料理長もさぞ腕を振るい、将兵達はその味に舌鼓を・・・
なんか、良い言葉が浮かばんので、中途半端になっちゃった。。。
さすがに劣化により朽ち果てつつある建物は中に入る事は出来ないようになっていた。
実際、ちょっと触るだけで倒壊しそうなほど微妙なバランスを保ちつつ、かろうじて建っているといった感じなのだ。
当然のごとく見えない高射砲を撃ちまくる僕の目には見た事のない想像の中の空襲と戦っているのです。
皆の衆。想像してくれたまえ。
異常な爆音と共にチュンチュンに焼けた空の薬莢が飛び出しまた次の弾を込め、「撃て~」ってさ。
指揮棒をぶんぶん振ってる僕の姿。。。
アホですわ。。。
だれもいないから出来るお遊びですよ。
何気にどこから弾を補給するのか気になって辺りを見回したら
どうやらこの下から補給するみたいだ。
この通路を人海戦術で、えっちらおっちらと爆弾やら破片が飛び散る中運び出すのね。
しかも、ちょっとだけ無防備になるところがあるのだが。。。
さすがに誰も居ない山の中でこんな暗い中に入る勇気は毛頭ございません。
とか言いながら入ってみた。
真っ暗です。
ライトを持ってきてないので携帯のカメラライトで侵入したが、バッテリーが途中で切れちゃった。
なんとも使えんヤツだ。
行きも戻りも出きんではないか!
仕方ないので、デジカメ(借り物)のフラッシュの一瞬の光を頼りに外には向かわず先に進んでみた。
アカン。
心臓に悪すぎる。
ちなみに、いつもの懐中電灯は車に忘れてきたのだ。
どのみち電池は無かったが。。。
なんだか足元がよろしくござらん。
とっても泥の中に足を突っ込んでるような感じがする。
なんだか
「出て行くなよ」
と、誰かに足を引っ張られてるみたい。
フラッシュでは全然進めないので、ライターを照らしてみた。
さして明るくない。
映画などではものすごい明るいのに、実際はそうでもないのだ。
しばらくして、暗闇に目が慣れてきて遠くでぼんやりとだが、光が見える。
とても遠くだと思った光だったが、実はすぐ目の前の壁に外の光が反射していた。
そして、こんな所にでた。
ほぼ沼だった。
木もボ~ボ~でどもならん。
しかし、光が強すぎる。そして中はひんやりしていたが、外は灼熱である。
どうやら、大砲を設置してあるところに出たようだ。
この横穴は隣の大砲が格納されているところにつながっているのだ。
それはさすがにお隣まで見えちゃうので面白くないから入らない。
ちゅっか、危ないからよい子は入ってはいけませんよ。
しかし、この砲台跡もかなりの広さだ。
虎島砲台よりも広いみたいだ。
次に向かうは第3砲台。
ソコは友ヶ島の最大級らしいのだ。
意気揚々と次に向かう途中で、
井戸なんだけどさ。
ココにさ。
なにか入っていったのよね。
一瞬だったからわからんかったけど、なんか動いた気がしたのよね。
なんだろね?