役所を爆破してくれ!
バイクに乗っててチェーンが切れて太ももがズバッってちぎれたらどないしょって考えてしまう「黄色F改」です。
まぁ、構造上ならんと思うし、むしろ後ろに発射するんやろか?切れたこと有る方コメントよろしく!
で、11月24日、世の中は給料日。なんかおごってくれてもいいんですよ。遠慮はいりませんよ。
いつぞや、「家を建てて」って大工殿にお願いして、図面が来たのだが、我が家は道路の計画線が通っているので、役所にぶっちゃけどこまで通るねん!と聞きにいったのだ!
あいも変わらず薄暗い。所詮は赤字の彦根奉行。
電気までケチってんのか?健康によろしくないぜよ!
まずは都市計画ちっくな窓口へ。
人間性が悪い役所のヤツらのために顔を見えないようにしてやった。
「肖像権」とかぬかしそうなので、面倒だが仕方ない。
で、「あの~僕の家に都市計画線が・・・」
「あぁ、そのことでしたら隣の建屋の3階で聞いてください」と、最後まで話を聞かずに回された。
こういう話ってよくあるのだろうか?やけに話が早い。
僕もここの部署に来るのは初めてだし、どこで聞いていいかわからなかったので素直に従った。
合同庁舎?そんな名前なんや。なんせ県道なので管轄がちがうらしい。
入ってすぐにペレットストーブとか言うのが動いていた。暖炉みたいなストーブで、温風と火の光がなんとも心地よい。
それはさておき3階へ!
建物の中にこの自動ドア。いるのか?このサイズ。。。
なんか、何でも良いからボロを見つけようとしているが、思ったほどないもんです。
でも、奥で新聞読んでる人がいたりするのですが。。。
まぁ、気持ちはわからんでもない。お昼前やったしね。(言い訳になっとらんな)
で、本題を話す。どうやらついこないだ家に来たらしい。そのときと同じ話を聞いて、
「家の図面を作らないといけないのですが、この線で境界からどのくらいあるの?」と聞いたら、
おもむろに定規が出てきて、
「6mくらいです」だってさ。
イヤイヤ、「ぐらい」ってなんやの?もうちょっとちゃんと教えてよ。
「それなら、役所の2階の・・・」
きたっ!タライや!タライでっせ!
そうそう、役所=タライ
コレが無いと役所に来た醍醐味がありませんよ!
しかし、この事務所はえらい明るいぞ?
みんなに見えるところは暗くして「節電してます」って顔をしているようだが、裏では蛍光灯をコンビニのような配置で使ってるのね。すばらしい!
さ、案内されたところに。。。
あら?さっきの場所やん!
まぁいいや。さて、担当の方がいらっしゃいましたよ。
「あの~、さっきも来たんですが。。。」
「あぁ、図面ですね」
おっ?話が通ってるぞ?電話で連絡してくれてたみたい。な~んだ。話が早そうね。
「家を建て替えるのに、計画線がどこに入っているのか詳しく知りたくて来たのですが。。。できれば図面も頂いて帰りたいのですが」とお願いしてみた。
「1枚50円なんですがいいですか?」と。
「いいですよ」
ほほぅ、50円で図面をくれるのね。
「ココのコピーで良いですね」
あ、やっぱり。でもいいや。
「ハイ。いいですよ。で、そのコピーに境界線から何mでどこまでが道になるのかを教えてください」
「わかりました」と定規が出てきた。
「イヤイヤ、そんなアバウトな。ちゃんと図ったのないのですか?しかも2500/1の図面で定規を使っても、元から引いてる線で1mくらいの縮尺になるやん。そんなんアカンでしょ。さっきの所の方がデカイ地図でしたよ。しかも、詳しく教えてって聞いたらココに行けって言われてきたのに?この地図ですか?」
「でも、これしか無いんです」
「え?そうなの?」
「じゃぁ、そんなん聞いても仕方ないし、コピーはいらないです」
「ちなみにこの計画は確定線ではないかもしれません」
「え?どう言うこと?」
「それと、線が引いてても計画なので、線の中に建ててもいいですよ」
「イヤ、そんなんしたら、ややこしくなるでしょ?わずらわしい話にならないように、線の外側に家を建てるって話をしに来たんですよ」
「そうなんですが、いつ実行されるかわからない話なので、どうにもならない場合は建てていいんですよ」
「でも、ややこしい話になるじゃないですか?僕の話をちゃんと聞いてます?」
「聞いてますよ。もしも線の内側に建てた場合は、そのあとちゃんと協議しますよって書類にサインをしてもらわないといけないのですが。。。」
「その書類って書いても良いですが、いざ、道ができるときに、やっぱイヤやぁって言ってもいいのですか?ダメでしょ?」
「まぁ、そうですが。。。」
「で、その書類って立ち退きに文句言いませんよって書類で、あんときサインしたやん!そんなんアカンで!立ち退いてやって言うための書類でしょ?それをわざわざ進めるってどう言う事?そのときは担当ちゃうねんって言うて逃げる気やろ?」
「いや、そんな事ないですよ」
「じゃぁ、サインするか?最後まで付き合いますってさ。誓約書作ってもってきたろか?」
「・・・。。。」
「ちゅっか、今だけの適当な事言うなよ。しかもグレーな言い方しても、じじぃとかちゃうんやで!言うた言わんの話になるんちゃうん?口約束に証拠なしとか言うんやろ?ほんで、担当ちゃいまんねんでおわりちゃうの?」
「そんなこと無いですが。。。」
「この会話を録音してるんやけど、いいよね?」
「え?」
「なんもマズイ事ないやろ?」
「えぇ、いいですよ。。。」
「ほな、じっくり座って話ししよか?ココで話すんのがマズイんやったら個室でもどこでも行くで」
「いや、ココでいいです」
すでにこの窓口は敵だらけですよ。ほぼ全員の目が僕に集中してます。ものすごく静かです。さっきまでのザワメキがありません。怖い事務所なら僕はコンクリート漬けにされてるでしょうな。
「ほんで、こんないい加減な図面でほかの人にも話をしてるの?」
「はい。。。」
「役所の仕事でこんないい加減でいいのか?」
「えぇ、まぁ。。。」
「もうちょい縮尺のデカイの無いの?」
「これだけです。これで話すしかないですね」
「ほな、どこまで家を建てる線か図ってよ」
「この図面で判断してください」
「図ってよ。わからんもん」
「この図面で判断してください」
「だからね、僕には判断できないってば」
「この図面で判断してください」
「あらら?同じ回答作戦ですか?」
「この図面で判断してください」
「喧嘩売ってる?」
「ここではこの図面しかないので、なんとも言えないんですよ。間違った事も言えないし」
「ごもっとも。お昼なので撤収しますね」
あぁ~たのしかった。録音とか言うたとたんに言葉を選び始めたのがたまらんええ感じ。
相変わらずネタの宝庫やなぁ。
そして、
都市計画課を後にしたそのとき、
さっきの隣の棟の3階の人が僕を待っていた。
「言い忘れたのですが、道が通るときにサラ地はダメですよ。わかりますよね?そこんとこちゃんとしないとダメですよ」
「ん?あぁ、お金の問題?」
「そうです。ぜんぜん違いますよ。その事を言っておかないとって思ってきたんです」
「わざわざ、ありがとうございます。その辺はなんとか考えてますから。すいません。ありがとうございます」
本当にわざわざ来てくれるとは思わなかった。
役所も捨てたもんじゃないのはわかるのですが、なんとも上からの物言いが気に食わん!
しかし、何をしにいったのかわからん役所訪問だった。
ヤツを個人的に恨んでやろう。クケケ!