塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

グアム2日目前半

グアムには、旅用の足が無くて困っている「黄色F改」です。


街から出るな!買い物して金使え!って事なのだろう。根本から変えないとグアムは衰退するよ。

目新しくしないと客が来ない。で、金をかけて外装やらを変えるとその分料金が上がる。

ちゅ~ことは値段が高くなる。高いと客が来ない。

悪循環が見えてきましたよ。



さぁ、今日で2日目。厳密に言えば3日目なのだが、活動開始日からすると2日目なのです。


今日は、昨日予約した「J.S.Explore&Study Inc.」の山遊び&戦跡めぐりです。








天候は雨。おやゃ?常夏のグアムで太陽をまだ一度も見てませんよ。

涼しいグアムというイメージになってきてますよ。いいのでしょうか?

朝の10時にホテルのロビーで待ち合わせ。しっかし、僕の部屋の時計はなぜか20分早いのです。

その事をすっかり忘れて10分前に部屋を出た。

ロビーに30分くらいボケ~っとしてると、新婚さんらしき男女が「雨だね」とつぶやいてました。

話しかけると、「島内1周バス」なるものがあるらしく、「なんですと!」と思って調べてみたら、本当に1周するだけのバスで、途中下車できないなんとも不便なバスでした。

まぁ、移動手段が無いので、また今度、そのバスにでも乗ってみるか?と思い、一応パンフをバックに忍ばせた。

僕の時計で10時ジャスト!に代表の「芳賀」殿が現れ、自らガイドをして頂けるそうな。大御所でっせ。






ポイントに行くまでに、いろんな話をしながら、と、言っても戦争の話と、これからのグアムについて話し、日本軍が最後の組織的戦闘をした場所にまで連れてってもらった。

ふと横を見ると防空壕があったりして、そこら中が日本軍の要塞と化していた様子が今でも手に取るようにわかるのです。

ココの司令官「高品中将」はこの防空壕で「ワレ太平洋の防波堤とならん」と最後の通信をし、亡くなられたと聞いていたのだが、実際は戦場で陣頭指揮を取り戦車砲の直撃で木っ端微塵となって散っていったそうです。

その現場を目撃した兵士が、「大将がやられてはマズイ」って事で、肉片を拾いつつその場の地中に埋めたそうです。






その戦場、まさにその事が60年前に起こった現場に僕は今、立って見ています。今は平和ですがそのとき、この場所でおびただしい日本兵アメリカ兵の血が流れ今日に至っているのです。

そんな話を聞きながら、更に車は進みます。

そしてポイントに着きました。






もう一人、女子がご一緒です。そういや名前を聞いてない。いや、聞いたかな?あれれ?

僕の頭の中は戦争でいっぱいなのです。まったく覚えてません。すいません。

「この場所は激しい戦闘があった場所で、そこら中に弾丸や破片が転がってるよ」と言われれば、もう地面しか見てません。

景色もいいんですよ。でもね、弾丸を見つけたいじゃない?そう思うでしょ?







2人はどんどん歩いて先に行きます。でも僕は地面が気になって仕方が無いのです。

もう完全に地べたの虜です。目が離せません。







しばらく歩いたら石塚があり、その上には砲弾の破片が置いてありました。鉄の塊で、とても尖ってて、普通に持つだけでも重く手に刺さります。コレが目に見えない速さで飛んできて、すぐ近くで炸裂するのかと思うと、当時の将兵はどんな気持ちで、この辺りの塹壕に身を潜めていたのだろう。

写真の奥の山が、さっき話した最後の戦闘のあった場所。僕等はアメリカ軍側から見てます。

いまからココを登ります。

僕の足だと小1時間もあれば頂上まで行けると思ったのですが、








こんな川を渡らないといけません。そして、そのまま沢登り。腰まで水に浸かりながら前進していきます。

先日からの雨で川は濁ってますが、普段はめっちゃ綺麗な川なんだそうです。


歩いてて、息が切れるかなぁ?ってところで、うまいこと休憩になり、疲れを感じさせません。さすがです。小学生の高学年くらいなら十分来て楽しめます。しかも回りの木はヤシだったり、熱帯の植物だったりして雰囲気も抜群ですよ。

だんだん、さっきまでの戦争ムードから探検モードへと変わりつつあります。

あかん。楽しいぞ。にくいなぁこの感じ。








滝つぼへ飛び込めとおっしゃる。

で、恐る恐る水に入ると、これまた楽しくて仕方が無い。思わず泳いじゃう。で、鼻から水を大量に吸う。

死ぬかと思うほうほど痛いっす。調子に乗りました。


この滝つぼで全身びしょ濡れ。服のまま飛び込んだのですが、さっきまでのジャングルで汗をかきまくった体に心地よい冷たさです。

グアムって思ったより水が豊富で、実はそこらじゅうから水が沸いてます。ビーチでも海岸線沿いに水が沸いてて、その水を飲んでも平気らしいのです。







滝つぼを後にし前進を開始。

なんだか楽しくてたまらん。毎日、こんな事したいよぅ。

日本からグアムに来て買い物して海で遊んでって、そんなん日本でもできるやん。このジャングルと自然は日本には無いよ。さっきの滝なんて日本にあったら、観光化されて展望台ができて団子を売るおばちゃんがいて、ゴミであふれたきったない場所やで。それがココには自然のまま存在してるのに、見に来るだけでも価値あんで!

今からグアム旅行を計画してる人がいるのなら、だまされたと思って行ってごらんよ。

絶対いい!絶対おもろい!

ホテルのプールで遊ぶくらいならココに行け!

わかる?この楽しさ。くふふ。。。

不悪友殿とか、コバ殿とか来たら、一日中はしゃぐで。

emio殿とかにゃん殿も、あの朽木の川でキャッキャ言ってたくらいで収まらんで。

僕がはしゃぐんやで。みんな来い!来やがれ!


でね、さらに







さっきよりももっとデカイ!デカイですよ!


もうね、はしゃぎすぎて写真を撮るのも忘れてました。


夢中です。すんません。


それと、









戦利品。


あぁ、たまらん。



もっかい行きたい~