ノイバンシュタイン城
いちぢくの木が撤去されていた事に憤慨中の「黄色F改」です。
もともと貰った木で、家の前の畑に植えていたのですが、マッハで巨大化し根っこが他の畑にも進入したため場所を変更したんです。
それをちょっと離れた畑の川の土手に。
そこはいつも放置されてて、草もボーボーゾーンでして、官の管理も無いので植えたんですが・・・
さぞ出来てるだろうと見に行ったら、草は綺麗に刈り取られいちぢくの木も。。。
もちろん勝手にお国の土地に植えた僕が悪いのですが、誰の物のでもないようにすればみんな自由に取れるからいいかなって思っただけでして。。。
あぁ。ションボリだ。
たのしみにしてたのに。。。
さ、ドイツでの話です。
強烈にいい天気です。
ドイツって涼しいイメージがあったのですが、灼熱の日差しにメロメロです。
ココはドイツでももうちょっとでオーストリア、小1時間も走ればスイスと言う立地です。
なので涼しいと思ってたのですが暑いです。
たまらん暑いです。。。
おくの山の中腹にお城が見えるだろうか???
あの城がノイシュバンシュタイン城です。
ディズニーのシンデレラ城のモデルになった城だそうです。
でもって、この城に入るためにはチケットを購入し案内がないと入れません。
日本語の案内はテープでの音声案内。
その機材の数に限りがあるためか、現地で予約をして入場します。
チケットセンターで13€?15だったっけ?を支払い入場できる時間を確認。
僕らは15時30分に入場できるようです。
3時間ほど時間があるのでいつもの見慣れたソーセージとポテト。
これが昼飯。
いつもこんな食事。
せっかくのロケーションなのでビールも。
ドイツで何度かビールを飲んだのですが、ドイツのビールは日本のビールより飲みやすいです。
あんまり苦くありません。
「ダーク」と呼ばれる黒いビールは苦い事もあります。
でも、日本で飲むドライとかよりは苦くありません。
しかし、苦手な味に変わりはありません。
ソーセージ食ってビール飲んでふと目をやると目の前には「ホーエンシュバンガウ城」がある。
ここも入場には予約が必要で、同じような音声アナウンスの機材を貸し出してくれるようだ。
入ってないからしらんけど。。。
せっかくなので近くまで行ってみたら、壁はクリーム色の漆喰が塗られててカワイイったらありゃしない!
なんなんだこのアーチの入り口は!
なんてステキなんだ!
城の敷地内もステキ極まりない。
遠くにノイバンシュタイン城も見える。
ただ、中に入ってなんぼのもんじゃいってことでしょうね。
敷地内は狭いです。
それも観光客が異常なほどいるからかもしれません。
見える景色は素晴らしいです。
さっきソーセージを食べてたレストランも見えます。
残念な事に直射日光は降り注ぎすぎですが。。。
汗でシャツの色が変わってるアジア人が、暑そうにしながら景色を眺める姿は異様な光景なのかもしれない。
さて、ノイバンシュタイン城へ行くには40分ほど山道を登るか、バスで入り口まで行くかのどちらか。
もちろんバスで行きます。
登りが1.5€です。
下りは1.0€。
で、バス停にはすごい行列。
それも日本から来た修学旅行と思われる団体がいるからだった。
カメラをバシャバシャ撮ってみんなピースサイン。
なので、どんなに遠くからでも日本人とわかる。
そして、チーズでイェ~イと大声を出す。
まぁ、僕も若かりし頃は同じだったんだろうけど。。。
バスを待つ事20分。
城の入り口まで10分ほどのところまで運んでくれた。
そこからマリエン橋の向かう。
と、そこは写真を撮るのに絶好のポイントとあって狭く短い橋には100人はいるのではないかと思われるほどの人また人。
その橋の真ん中までくると思わず声が出てしまう。
「わぉ!」って。
雲ひとつ無い青空に真っ白の城がそびえ立つその姿は、これぞ城!って感じがする。
そらみんなココから写真を撮りたがる訳です。
で、まぁ橋なんだからその先が気になる訳です。
城の入り口は橋を渡らず戻るのだが、どうしても気になったので先に進むことにした。
橋から見える城は後ろ向き。
パンフレットには正面からの写真があった。
たぶんこの山道を行けば正面に出られるんだろうと。
やはり。
約15分ほど登ったところで尾根道に出た。
仮にバイクで行けるかと言われれば行けない事は無い。
素晴らしい景色である。
この眺望をシュウや嫁にゃんにも見せてやりたい。
が、ココまで来るコストが僕の甲斐性では難しい。。。
今来た道を戻り、橋を渡ってバス停を通過し、城の正面にやってきた。
まだまだ日は高い。
7月にもドイツに来たが、そのときの日の入りは夜の10時ごろ。
この9月の時期は7時半くらいだったろうか。
近くで見る城はこれまた美しい。
彫り物が凝っていていつまでも眺めてしまう。
敷地内部はなにかの復元中なのか工事をしていた。
そして、とても近代的なゲートもあった。
チケットのバーコードを読み取って中にはいって、音声の出るレコーダーを貰う。
残念ながら内部は撮影禁止。
ちゃんと約束を守ったので、内部の写真は無い。
内部は、それはそれは素晴らしい彫刻や絵画や刺繍に装飾品の数々!
ここまで来たんなら見て帰っても損は・・・・・・・
ナイカモ。。。
個人差もあるけど。。。
もう一度言う!
価値観には個人差がある!
14だっけ?15€だったっけ???
個人差があるのだ!
城の外では王子がビール飲んで観光客と写真撮ってた。
なにが目的なのか???
金銭目的なのか?ビールでも売ってるのか?
なんせ写真だけを撮ってた。
アイスも食ってた。
何者だろう???
王子である事は間違いないのだろう。
いまごろセプテンバーフェスタで盛り上がってるだろうミュンヘンを越えてしばらく走ったところで「ドナウ」と書いた看板を発見。
ん?ってなって高速降りてその川へ行ってみたら、あの黒海に注ぎ込む大河とは思えないこじんまりとした川だった。
本当かと思っていたら、近くで釣りをする現地のおっちゃんとおばちゃんがいたので聞いてみた。
すると今は水位が少ないからこの川幅なんだそう。
せいぜい50mほどしかない。
しかし、水位がますと300mほどに広がる事もあるそうだ。
ちなみに、この話をしている間は奥さんのほうはずっと僕らを警戒していた。
そら、片言の英語を話す得体の知れないアジア人がふらっと近寄ってきたら、そら怖いに違いない。
おっちゃんもずっと僕を警戒しているし、一切笑顔は無い。
魚は釣れた?とか
今日は天気がよかったね?とかの世間話を盛り込んでも一向に微動だにしない。
むしろ、おっちゃんは仁王立ち。。。
ものすごく警戒されてます。
そこで仲良しの兵器として用意しているのが「お守り」である。
特に日本語の書いてあるやつ。
それをおっちゃんにプレゼント。
これを持ってると魚がよく釣れるよ!って。
すると
態度は急変!
奥さんニコニコ
単語を10個しか知らない僕的な異文化交流です。
100円お守りは効き目抜群ですから。