塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

勝光山 レポ①

今も首に痛みが残っている「黄色F改」です。


いけませんね。


整骨にも行ってるんですよ。


そのときはいいのですが、翌朝には元通り。


バファリン依存症になりそうな今日この頃。


みなさんもすでにご存知の日曜日。


9月6日は







広島の勝光山でレースに参加してきました。


しかし、レースの1週間前に近所のお山で首を痛めてそのまま治らず、首が真っ直ぐ向かない状態で、痛み止めを服用しての参加となったのです。


今回は塩っぱから、「黄色F改」「鯖吉」「元かもしか」「ぽんこつコバ」(順:過去成績順)

の4台の参加です。


三重からは旧伊賀忍者殿とS水殿:の2名体制。


しかも、S水殿に関しては当日エントリー。


90分で出ようとしていたので、たぶらかして180分でエントリーを薦めて罠にはめておいた。







メットカメラをヘルメットにつけたが、その重さに首がついていけずに急遽取り外し、スタートラインに並んだ。


今回のゼッケンは15番。


スタート位置は最前列からのスタートだ。


見晴らしがいい!


1列目には、テラ殿@スーパーセロー、鯖吉殿@塩、徳島殿(仮)@ロフトワークス

ってなカンジ。




テラ殿は危険な香りがするので要マーク。


油断ならん男です。


世の中の女子をそ~と~やっつけたすまし顔でシレッと前に行くので厄介なあんちきしょうです。


猿の惑星を涼しい顔して走っているにちがいありません。


僕とほぼ同じ目線で会話をするので180センチはある細身の長身な彼の走りはトライアル乗りのような操り方をするのです。

そのてん僕は








失敗です。


白煙あげて撃沈しました。

テラ殿とはココでお別れです。

サヨウナラ・・・



バイクを起こして元来た場所へ戻ってみたら、すでにそこには渋滞の気配が漂いつつも、みなさん牽制しているのか、アタックする気配が薄く感じられます。


その隙を狙って登頂しちゃいます。


思った以上にグリップします。

見た目で心が折れて加速ができないのですが、落ち着いていけばなんとかなるもんです。



その後の下りがずいぶん激二段下ってました。


降りきった時の首への負担が大きく、激痛が走ります。


後ろを振り返るといつのまにか鯖吉殿が下ろうとしてきたので、急いで逃げますが林道を走るときの振動が首に響くのですな。


その痛みも徐々に慣れつつ、林道から小さな谷に下って登るのだが、この途中で猛烈な痛みが走って思わずコケてしまった。


後続車から「うそやろ~」と叫ばれつつ、僕も正常なら同じ様な事を言うだろうなぁって思いながらバイクを起こして右壁の草ボーボーなラインから登り切った。


すると目の前を鯖吉殿が走ってゆく姿が。。。


後ろをついて行く事にしようと思って、次の登りで真後ろについたら、登ってる最中に停止しやがった!



僕はものすごく中途半端な所にいたので、停止と同時にバイクが勝手に後退して行き、バックしながらコケてしまった。


鯖吉殿の姿はもうない。


はるか彼方に消えてしまった。




ダメダメな感じだが仕方が無いと思いつつ、目の前のウッズ登りを越えて次の谷を下った。


その谷の途中に鯖吉殿がなぜか立ち止まっていたので、なんの苦労もなく前に出ることができた。



すぐに追いついてくるだろうと思いつつ、首に負担を極力かけないように走り出した。


スタンディングするとちょっと上を向くような首の形になるので座ったまま走る。


なるべく姿勢よく。

ちょっと後ろに座ったほうが痛みは少ないようだ。



頂上付近のステアを越えて、谷を降りるとそこにはヤチが潜んでいる。


ラインを間違えるとたぶんハマルであろうヤチだが、まだ数台しか通過していないようだった。


なので、そのまま突入したらあっさり行けてしまった。


そのままの勢いで目の前のステアを越えてウッズから見晴らしのいいシングルへと進んだ。


初めて勝光山に来たときにココでタイムオーバーとなってリタイヤした場所だ。


ペース配分もよく解らないまま走ってたあの頃を懐かしく思い出しながらノンビリ走り続けた。


僕の前にはずっと1台のKTMがいる。


離れたり近づいたりを繰り返しているので、たぶん一杯一杯で走っているのが伺える。


黒土ウッズの長い登りから長い下りへと進み、途中で左に折れた。


そのまま下り続けてもたぶん行き止まりなテープの張り方をしてあるように見えたから、僕は下まで降りなかったけど、僕の前を走っていたKTMは下まで降りていった。



僕が横をすり抜けていくとコースの端を僕とは逆方向に上っていくKTMとその爆音がお山にこだましていた。



しばらく黒土ゾーンを進み、ガレた林道を今度は上る。







そして扇形に崩れた黒土のステアをこえてウッズに入った。



その先の谷を下るルートが今回、僕にとって最も厳しいルートだった。


なんせ首への負担が大きすぎてとても辛い。


なので、勢いよくこの谷を抜けるしか最も楽な方法が思いつかなかった。


いちばん飛ばしたエリアだったのではないだろうか???



その後の林道から、池を越えてまっさかさまに下り、すぐにまたウッズを激くだる。


なんせタイヤも去年のCGC第1戦の池ノ平にコレを履いて行ったら地獄を見ますよって思って履き替えたタイヤを敗者復活させた中々の一品です。


ボロボロで角を2度も切って、切り込みも入れすぎた限界なタイヤなので、下りでは止まらんのです。


2周目は迂回しようと心に誓ったのです。









そして、シュウが周回チェックの邪魔をしているのを横目で見つつ2周目に突入した。










(写真はミトコ殿より勝手に頂戴し掲載いたしました。すいません。。。)