09美和マウンテンエンデューロ
ドライブスルーで異常に渋滞してるのに並んでる人たちの気がしれない「黄色F改」です。
よっぽど食べたいんだろうケド、ちょっと行けばまた同じような「m」って書いた店があるんですよ。
そうとう平和な国!にっぽん!
さて、そんな平和ボケした日本人の中に一体何人が「美和マウンテンエンデューロ」の事を知ってる人がいるのだろうか?
先週、何気に舞い込んできた話によると、あの美和マウンテンED(以下MMER)が復活するかもしれないと言う朗報だ!
で、MMERとはなんぞ?と突込みが入りそうだが、まぁ、ゲロEDちゅ~事です。
僕が初めてお山遊びに興じ始めて3ヶ月後にはこのレースに参戦してみたのです。
あれは2001年だったかな?
その日は前日からの雨でスタートラインまでまともに進めない状況下でスタートの日章旗が振られたのです。
当時のバイクの色で僕が「黄色」と呼ばれていたのだ!
ほんで一列に10台ほど並んで順次スタートしていく。
僕の順番まではずいぶんあると思っていたがすぐに日章旗が振られみんなスタートし、クレバスと呼ばれるデカイ溝を飛び越えていく。
スタートで出遅れた僕はクレバスにたどり着くまでの100mほどで数台に抜かれた。
そしてもちろん当時から飛べない僕はクレバスを飛び越える事なんて出来るわけがない。
いちばん下流はヤチになっていて、溝を越えなくても先に勧めるが埋まる可能性が高かった。
それが偶然にもすんなり越えることが出来たが、ちょっとした登りでツルツル滑って登ってくれない。
早速押して押し捲る。
そこで気が付いたが、バイクのエンジン音がしなくてとても静かだった。
周りを見渡すと僕が最後尾だった。
もう、焦りはなく、諦めた気持ちになっていた。
なんとか先に進むも今までに経験したことの無い赤土のステアが行く手を阻んでいたが、偶然投げが成功し登頂するも今度はそのステアを降りなければならない。
もちろん登ったことのないサイズを降りた経験もなく、近くにいたギャラリーに降り方を聞いて無事に落ちることができた。
乗ってではなく、バイクだけ落としたんだけど。。。
ちなみにこのコースは元スキー場。
時計はすでに1時間経過していた。
1周10キロくらいだったろうか。。。
時速3キロほど。。。
そして、二段になったヒルクライムで数十台の渋滞が出来ていた。
ざっと50台はいるだろうか???
全部で200台以上のエントリーがあったと思われる。
そのうちの4分の1がココに集結している。
そこへとっても速い色の違うライダーが一瞬で駆け抜けていった。
どうやら先頭のようだ。
もう周回遅れになってしまった。
でも、同じラインで行けば僕もクリアできると思ってタメライ無く突撃し壁に激突。
呼吸することすら厳しくて、やめようかと思ったが、そのときは只の打身だと思っていた。
あとで解ったのだが、そこでアバラをポッキリやってしまったようだった。
コースがカットになり先に進むも残念ながら4時間が経過してしまった。
タイムオーバーでリタイヤ。
距離は6キロ前に進むことができたが、空転しているのも含まれる。
それから数年後。
2004年に今も乗ってるCRF250Xを美和スペシャルとして投入!
まだみんな実車を見たことが無い人がほとんどで、質問攻めにあったのを思い出す。
しかし、みんなの質問はあまり評判のいい話ではなかった。
「パワーが無い」「寿命が短い」「ケースが割れる」などなど。。。
その対策などはどうしてるのか?の質問ばかりだった。
パワーは今でも無いですよ。ノーマルですから。
ちゃんとメンテしたら長生きできるバイクですが資金に余裕が必要ですね。
割れます。諦めて。
いまならこう答えただろう。
そしてスタートした。
あまり覚えていないが、4時間で2周した。
今では考えられない事かもしれないが、当時と今ではそんなに変わらないのだが。。。
レース中でも「どうですか?」とみんなCRFに興味津々だった。
そこでいくつかの問題点が出てきたので、レース後に問題を修復。
それ以降、同じ問題は起こっていない。
しかし、あの「タリバンの森」や「黒沼」、そして「川」にはずいぶん勉強させられた。
水位が膝上で浅いってカンジだ。
みんな浅いところをゆっくり押して先に進むのだが、急ぐ人は深いところでもお構いなしに突き進み、水没して撃沈。
なにもせずにゆっくり押してるのに水没して撃沈。
そんなバイクが川の両脇に並べられ、押すにも浅い所は通れなくなって結局深いところを押して水没。
地獄絵図だった。
でもソコを通過しないとゴールできない設定に泣かされた。
なんとか2周したけど、あんなに辛いレースは今まで無かった。
そんな美和が復活するかも!ってな話にジッとはしていられない。
どうしてもエントリーしたい!
出たい!
もう一度あのコースを走りたい!
でも保安部品がいるのが難点。。。
ナンバーなしでも走れるようにしてほしいが川は外さないで!
本当に開催されるとしたら一体何台集まるんだろう?
もちろん、この記事を読んだEDライダーはみんな出席するよね?
みんなで行こう!
みんなで逝きまくろう!
これぞ広島のゲロを体験しよう!
参加者求む!