塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

KTF

小、中、高の夏休みの思い出ってのが思い出せない「黄色F改」です。


過去の夏休みに何があったっけ?


これといってイベントなんて無かったような。。。


なにひとつ覚えてないや。。。










長く乗らないうちに体が忘れていたオンロード。


昔乗ってたZX7Rを借りて待ち合わせ場所の養老SAに向かった。


が、高速乗って思ったのが「怖い」って事。



高速乗る前に、いくら古いって言ってもナナハンな加速です!

そりゃ久しぶりに体感したので、おっかなビックリですわな。


しかもセパハン。。。


ちゅっか今でも「セパハン」って言うのか?


まぁいいや。


んで、高速で100キロ出したらえらい風圧でして。

カウルの中にスポッと体を沈め更に加速!

まずは目をスピードに慣らさなければ、午後あたりからの峠で大変な目にあって
しまう。


米原ジャンクションから養老までは適度なカーブが続くので、ペースをもう少し
あげれば峠っぽくなる。


メーターは不思議な数字を指している所を行ったり来たり。

おまりさんに見付かったら免許一撃さようなら~なペースで走ってみたが、恐ろしくて仕方がない。


なにしろカーブが曲がれない。。。


バイクもすんなり倒れ込んでくれないような感覚。


ペースをさらに落とした辺りでBMWに抜かれた。


イラッときたので追い掛け回したが、やはりカーブがおっかない。


そんなビビりながらも待ち合わせ場所の養老についた。




まだメンバーは誰も来ていない。


家から持参したお茶で喉を潤しながら待つ間も昔の勘を取り戻すべくイメトレに励む。


しかし思い出すのは過去の栄光なシーンと食い物の事ばかり。


なんの参考にもなりゃしない。


理屈じゃなく感覚で走ってきたので、イメージもなにも無い。


9時前に「KTF」メンバーが到着!


「KTF」=Kamigamo Touring Familyの略ですわ。


その昔、京都のバイク屋に行ってまして。


まぁ詳しくは何かの機会があればお話しましょう。


で、トークもソコソコに出発です。


SAから本線に乗り、違反な巡航速度で東海北陸道へ。

久しぶりに通る高速だが、ずいぶん交通量が多い。


富山まで開通したからなのだろうか?


そんなビッシリ詰まった車の隙を突いて、まるで縫うような暴走行為である。


全盛の頃と比べると大人しくなったとは思うが、危険な行為に変わりはない。


ただ当時ほど危険さは無い。


まぁあの頃は若かったので。


「命はひとつ!」

とか言いながらツーリングしてた。

しかも全員ツナギ着て。


新幹線の半分くらいの速度で巡航していても、前を行く車が次第に避けてくれているように感じ出したあたりで郡上八幡ICに着いた。

料金を支払い、炎天下の直射日光をまともに浴びながら休憩にならない休憩タイムです。




ありえません。


汗が一気に吹き出し、シャツやらが汗でビチョりだしてます。


みんなはカッチョいい涼しげなジャケットを着てるけど、僕はそんなん持ってないから、現場用のヤッケって言うジャンパーです。


切通気性なし。


サウナスーツばりの気密度で、肌にピタッと張り付く憎らしさ。


紺色だからいいけど、白とかだったらスケスケですよ。


世のセニョリータが黙っちゃいない姿になるところだ!


汗だくになりながらも、メットをかぶり最寄りのスタンドで給油。


リッター181円。

昔ならハイオクしか入れなかったZX7Rにレギュラーを投入。

なんなら混ぜものしててもいれちゃうかも。

多少の性能を犠牲にしてもいいから。


レギュラーなのにブルジョワ感で涙が出そうになりつつも「せせらぎ街道」へ向けて走り出す。


一部有料で素敵な峠でもある。


朝の練習でいったいどこまで食い付けるのか!


アクセルを開けコーナーに差し掛かる!


バイクを外のラインギリギリにアウトに振ってアクセルを閉じると同時にブレーキング!

そしてクリップにむけてアクセルを徐々に開け・・・!



すぎた!


ビビッてハードブレーキング!


バイクがガッツリ立ちまくり真っ直ぐガードレールへと吸い込まれていく。。。


でも、ヒットする前に減速成功。

事なきを得たが戦意喪失。。。







失意のまま「パスカル清見」ってな道の駅?に到着しお昼ごはんを頂いた。



でもね、この先も峠が続くのです。

しかも超高速コーナーの連続ですよ。


高速道路の法定速度2割り増しがアベレージってな速度だったはずです。


すなわち速度100キロ以下には落ちないルートです。



みんなのペースが上がっていく。


僕はといえば1つ目のカーブで無意味なブレーキを握ってしまい離れ始めた。


コレはマズイと直線番長のごとくアクセルをひねる!


しかし、追いつこうとブレーキを遅らせてオーバースピードで突っ込んでしまい、立ち上がりでアクセルをひねることができない。


そして余計に差が開く。。。



ズタボロです。。。










目的地の白川郷についたけど、僕の気持ちは晴れない。。。


みんなはキャッキャいいながら絶対二度と見ないであろうデジカメでバカバカ撮ってる姿を僕がとる!


いつもの光景だ。










そして次の日には怖いメンバーが増えた中で走ることになる。。。





絶対ムリですわ。。。