アクションED最終戦
マイケルジャクソンはそのうち透明になるんちゃうか?と思ってしまった「黄色F改」です。
いやね、やっぱスリラーを歌ってた頃が一番強烈な印象があってね、見るたびに姿かたちが変わっていくじゃないの?
ヤツぁ周りが気づいて無いとでも思っているのだろうか?
そのうち、金に困って美容整形の医者を「こんなにしやがって」って訴えるんじゃないの?
ちょっとくれ。たのむ。。。
さ、12月17日。今年最後のレースに行って来ました。
いつもと違って異常な台数!160台くらいあつまったらしい。
普段は100台くらいなのか?なんせ広い駐車場が埋まっていた。
さ、僕らのでる3時間のレースがスタートする。
今回も僕が第一ライダー。
いつもの作戦を駆使し、前のほうに食らい付くべく集中しまくります。
今回の車両は前回のアクションEDに使用した車両をちょっといじったセローなのだ!
ほんでリアタイヤが新品!僕的に春ぶりの新品タイヤ!
4月のJNCCササンハリケーン以来なのです。CRFのタイヤなんてずっと替えてない。
おなじ、ぼろいタイヤでレースに出続けていたのだ!
もうね、タイヤがトンがってるの!感動です。
そんな援護射撃を武器に各クラスがスタートして行きます。
前回のレースで「そんなスタートじゃあかん」と指摘されてメッチャ練習しました。
今こそ、その練習成果を試す時がきた!
目の前の日章旗に集中し、振り下ろされた!
「ウォリャ!」
お隣のライダーがウィリーしちゃった。
すなわち僕より速い!
でも、前に飛び出した時には右も左も誰もいない!
「決まった!」と思った
が、
所詮セロー。伸びがございません。さらにはエンジンが回りません。
1コーナーに4番位で飛び込む。
目の前には「ぽよよんライダース」のたかつぢ殿が走ってる。
「イカン!食らい付かなければ!」
しかし、アクセルを回しても前に進まない。そして突然回りだす。
はて?なんぞ?
そういや、ハイスロに変えたって言ってたなぁ。一気に回しすぎでキャブが着いてこないのか?
『あっ、ハイスロってね、バイクってハンドルのアクセルを回して加速するのは知ってるであろう。
そのアクセルを一杯まで回すのは大変なんですよ。だからちょっと回せば一杯まで回るように仕組んだニクイシステムなのです。わかった?
車だったら、アクセル踏むでしょ、ちょっと踏んだだけで地べたまで踏んだようにしてあるのです』
そのアクセルを一杯まで回すのは大変なんですよ。だからちょっと回せば一杯まで回るように仕組んだニクイシステムなのです。わかった?
車だったら、アクセル踏むでしょ、ちょっと踏んだだけで地べたまで踏んだようにしてあるのです』
とか勝手なことを考えつつ、離されないように先頭グループにへばり付き、チャンスをうかがう。
渋滞ポイント一個目でみんなが迂回ルートを使う中、トップを奪うべく勝負に出てみた。
トップのライダーらしき方が目の前を通過。
結構な差が開いていたようだ。しかし、数台をパス!
3番くらいに出た感じ。
でもね、エンジンが回らない。ボコボコいって加速しない。そして、エンジンが止まりそう。
次の渋滞ポイントと思われた沼で岩にヒット!
右ステップがグニョっと曲がって無くなってしまった。
スタンディングできません。どんなボコボコ道も座ったまま。
でも、置いていかれる訳にいかんのでそのままスピードを保つようにがんばります。
微妙な渋滞!
みんなが順番を待っているがそんなん知らん!突っ込む!
目の前でたかつぢ殿が失敗してる。その横をキャンバー登り!
さすが新品タイヤ!食いつく!
そこから登り!一気に加速して前に出た!
が、エンジンが回りません。加速しません。抜かれた。。。
クソッ!なんじゃこのバイク!
そこからしばらく登りが続くが、エンジンが回らない。まるでガス欠のような。。。でも回るときはきっちり回る。
1周目の集計ポイント前に長い下りがあるのだが、そこで下ってるのにもかかわらず、エンジンが回らず加速しない。
その姿をふじい殿が見ていた。
目で「ヒィ~エンジンが回らんよぅ」と泣きビームを出す。
すでにこの時には戦線離脱。
コーナーやらで抜いたりしても、加速しないから直線であっさり抜かれる。
コーナーを立ち上がるときにアクセル回しても、加速せずエンストみたいになってしまいまた抜かれる。
で、3周目に止まった。
つぎつぎ抜かれる。
そして周回遅れ。序盤の段階で周回遅れになるのはなんとも思わないが、3周で周回遅れになるのはさすがに悔しい。
でも、壊しちゃいけないので、ゆっくり前に出る。
なんとかエンジンにも火が入り、ピットに戻ってかもしか殿に交代。
「エンジンの回転を落とさんかったら走れる!」
と、言われても、それってずっとレブりっぱなしですよ。
交代して、言われたように走る。
アクセル全開固定で、クラッチワークのみで焼けるの覚悟で走る。
失敗すれば発射しちゃう危ない走り方な気がする。
そして、突っ込んでコケた。
ラインの少ない場所でコケたので通過していくのが難しいみたい。
「おい!」とか、「どいてぇ」とかのありがたいお言葉を頂くが、
「よけて走れよ」と怒鳴り返す!
止まってるんやからライン変えて走ったらええやん。そんなん言う前に技術を磨けよ!とか、自分にはできないことをぬけぬけと思ってしまった。
そういや、今回のレースはずいぶんガラが悪かった。
最初の渋滞でもそれらしき声を聞いたなぁ。
でも、言ってもらえるとコッチも身の安全を確保できるのですよ。
なんも言わんほうが怖い。
突然突っ込んできてヨロけちゃってコケちゃう。
良し悪しですな。
結局、エンジンの症状は変わらずって治るはずないけどね。なんとなく走って交代。
かもしか殿が必死で最後のスパートをかけ続けて走ります。
そして、数周したところで「交代してぇ」と手を上げた。
つぎの周で交代するために準備をしたが、なんとラスト1周のボードがでた。
なので、そのままもう1周してもらうことに。
「まぢっすか!」みたいな仕草と共にコースに消えていった。
そして、無事に完走。
戻ってきたかもしか殿は開口一発大笑い。
「あはは~アカンかったなぁ」
なんか、それで今日の出来事も帳消しな気分になった。
笑うかどにはなんとやら。
来年だ!もうそこまで来年の第一戦が迫ってるのだ!
いくぞ塩っぱ!! |