グアム4日目
「成田離婚」って本当にあるの?って思った「黄色F改」です。
いやぁ、困ったもんですねぇ。
それはさておき、グアム4日目。
いつもなら前半後半に分けてるけど、今日は1本ですよ。すんません。
またまた行ってきました。
だって、足がないんだもん。
車は自分で運転する自信ないし・・・
で、今日は前回とはちょいと違うルートを案内してもらいましたよ。
メンバーは新婚さん?とガイドの・・・なんだっけ?名前を忘れちゃった。
の4人で出撃です。
前回は上陸ポイント。今回はその奥です。
ココも激戦地なので、薬莢やら砲弾の破片がたくさん転がってて、地べたばかりが気になります。
背丈ほどもある草を掻き分け進むのですが、この草が硬くて皮膚が切れてそこら中から血がにじんで、そこに汗が流れるので、しみて痛いのですよ。
でも、ココを当時の日本兵も通っていたと思うと、なんだかワクワクしちゃうのは僕だけでしょう。
新婚さんはものの見事に無口です。
全く会話がございません。
しかもご主人は、本当に無口で声を聞いた記憶が・・・なのですよ。
会話はすべて奥さんとしてました。
むかし、アメリカ軍が占領したときに作ったダムです。ここからパイプを使って飲料水をキャンプまで引いていたそうで、いまでも土管の残骸がそこら中に転がってました。
落ちたらカメラとか終了です。
こんなルートを進みます。じゃんじゃん進みます。前回のようなジャングルではなく深い谷の中を突き進むと
またも滝つぼに飛び込めとおっしゃる。じゃないと先にすすめません。
荷物は対岸のガイド君に投げて渡すのですが、そこの足元も非常に悪い場所なのです。
もう完全にずぶ濡れで、暑いからすごく気持ちいい。うまいこと考えてあるルートなのですよ。
足が強い人には物足りないかも。僕もそうでした。もっと歩きたい。でも、それよりも「防空壕」ですよ。
そっちがメインなので、なんだかんだ言いながら足元に残骸が無いか探しまくります。
丘の上に出ました。景色がすばらしい。
やはりココも日本軍の血で染まった谷なのです。ここを日本軍は転進していったのです。
たぶん、さっきの川も血で染まって真っ赤になっていたのでしょう。
そして、防空壕の前に着きました。中にもちょっとだけ入りましたが、蚊がすごく多くて半分逃げ腰。
そんな中でも「野点」です。
でもね、茶せんをホテルに忘れてきて、指で混ぜただけの即席茶になってしまった。
まぁ、コレでも一服できたかな?
みんなで手を合わせ、ガイド君に無理言って連れて行ってもらった甲斐があったってもんです。
そして、ホテルに戻ったのが2時前。
そこからビーチでぼ~っとしてると
新婚さんいらっしゃ~いでした。ずけずけと写真を取らしてもらって・・・
ローカルに御用されて、昼間っからビール。終わりです。僕の一日が終わりました。
よれよれになりながら「アウトリガー」まできて、椅子に座ってしばらく寝て、
復活したので更新作業。
この時に写真を撮ってもらった人は、昨日結婚式を挙げたそうで、すでに一人で行動している新婦さんでした。
話を聞くと、いきなり喧嘩して飛び出してきたそうです。新郎さんは部屋でふて寝。らしい。
「いきなりこんなんで、絶対続かないよ」
「成田離婚の意味がわかったよ」
なのだそうです。
僕には何を言っても、慰めにもならん事しか言えないので、
「あぁ~」っと、言っただけだった。
あるんですねぇ。こんな話。
間近で聞いておどろいちゃった。
切ない一日が今日も終わりを告げようとしています。。。