疲労が溜まってきて、毎日の体のほてりが取れない「黄色F改」です。
暑い日が続いてるし、これが熱中症なのか?頭も痛いぞ?
さぁ、8月15日の出来事です。
怒涛の3連発をこなすべく滋賀県の某いつもの場所へ。この日も暑い。クソ暑い。
でも、涼しい場所があるのでそこまで行ってランチを頂くことに。
しっかし、そこまで行くには、長くて辛い岩盤を登らなければなりません。
僕はとっとと登りきってすでに待機状態。ランチを食べようと思った場所には先客がいた。
何度かお会いしたことがあるけど、お話しするのは初めてな「ハッサン殿」であった。
「しばらくすれば、かもしか殿がサクッと登ってきてくれるはずです」と、「これぐらい楽勝っす!」ポイ余裕のトークをしていたのだが、10分くらい待ってもエンジン音が近づいてこない。
業を煮やして二人で見に行くと
タイヤ1個分しか進んでいなかった。何度も来てるのに?なぜ?と思っていると、ハッサン殿がアドバイスをしてくれた。
「キミの場合は、アレがこうだから、こうしてあぁして、うんぬん・・・」
すると、一発クリア。
すごいです。ものすごく的確です。
この調子で次々と攻略アドバイスをもらいチャレンジするも、かもしか殿はテンパッて「ハイ!ハイ!」と言うものの頭の中に入っていない空返事を繰り返していた。
もちろん失敗の連続。
それでも、なんとかランチエリアに到着し、お昼を食べながらおしゃべりをし、僕らの知らないルートを案内してもらえることになった。
ステキな登りです。助走の無い登りに中途半端な岩が、未熟者には厳しく牙を剥いてます。
僕も2回も失敗し、練習不足が否めません。
かもしか殿は・・・
マクレてます。
何度やってもマクレます。
「後ろに乗りすぎ、ステップに足を乗せて、もっと前に乗らなきゃ!」と激が飛ぶ中、何度もアタック!
かもしか殿からは「ヤバイ」のビームを、ハットリ殿からは「妙なオーラ」を感じつつ、僕はカメラを向け続ける。
とりあえず、このままでは一生、先には進めそうにも無いので、押して進むことになった。
しっかし、この先はキャンバーです。僕も自信ありません。
ハッサン殿はいとも簡単にココを通過。
僕もなんとか通過できたが、問題はアノ子です。
期待通り落ちた。
「なんでソコでエンジンを止めるんや!もっと前に乗れ!」と、さっきまでの「お客様」口調から「本気」の口調へと変化しているにもかかわらず、全くアドバイスが耳に入っていないかもしか殿なのだ。
またも失敗。
「もう、教えることは全て教えた。あとは自力でがんばれ」と、さじを投げられてしまった。
『僕は行けてよかった~』って心から思ってしまった。あんな風にはなりたくないです。。。
「すいません。時間を割いてもらってアドバイスまでしていただいたのに、こんな調子で。。。」と謝ったが、「いいよ、ちょうど休憩できるし」と、気まで使わせてしまった。どこまでええ人やねん。やっぱり上手な人は心も広い。
中途半端な僕なら「行けへんのやったら、しゃ~ないやん」とすぐに見捨ててしまっていただろう。
中途半端な僕なら「行けへんのやったら、しゃ~ないやん」とすぐに見捨ててしまっていただろう。
この後、なんとかたどり着き、先へ進んで山を下って、今来た道を引き返すのだが、下ったって事はまた登りなのです。
でも、そこは直登なので勢いさえあればなんとでもなる所なのだが、僕が失敗してしまいやり直す。
2回目で登頂したが、
「緊張しすぎ、もっとリラックスすれば簡単やで」と。
そりゃ、緊張もしますよ。一回失敗してるし。。。
ここはかもしか殿は、押しながら登ってきた。
あとは、さっき苦労したキャンバーを下るだけ。で、僕らのペースを気にして後ろを振り返ったハッサン殿が、
コケた。
弘法も筆の誤りなのです。(コウボウってこの字?)
駐車場まで戻り、「ハンドルの位置が悪い」などなど、更にアドバイスを受けて、ハッサン殿は撤収されていかれました。
ハッサン殿:「すいません。ありがとうございます」
僕らも撤収しようと思ったのですが、ハンドル位置をセットしてもらったので、せっかくやし小猿まで走りに行くことに。
あ~ら不思議、乗りやすい。
でも、調子に乗りすぎました。
同じくです。
なので、本気で撤収です。
そして、今日の夕日は格別に綺麗に見えたのは僕だけでは無いだろう。