塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

さば勝!

焼きソバと言えば「日清UFO」と決め付けている「黄色F改」です。


ちなみにお昼ごはんでした。母上は甥っ子ご一行様と一緒にどこかへ食べに行きました。僕はややこしくなるのでお留守番です。


さぁ、ようやくPCも復活し、昨日のレースのレポートが書けます。

いやぁ、良かった良かった。


で、

レース中の写真は無いです。ヘルメットにカメラをつけていたのですが、角度が合わずに地面ばっかり撮ってしまった。

久々に使うメットカメラの特性をスッカリ忘れて装着しちゃった。

なので、なんとか映ってる絵をキャプチャしてるので、汚い絵しかないです。御勘弁。。。



今回のレースは横に並んで一斉スタートではなく、ゼッケン順に1台ずつスタートしていきます。

ちなみに僕は89番。なので89人目にスタートします。かもしか殿は92番。塩っぱからは二人だけ。サポートなし。なんもなし。







まずは最初の壁。なんてこと無い場所なんです。

そのなんでもない壁でこけちゃいました。コレで92番の「かもしか殿」にも抜かれて90番後半のゼッケンの方の後ろについて走ります。

どのみち4時間のレースなので、最初からがんばる必要ないし、がんばっても上位なんて無理なのでのんびり走ります。






次の壁。どうやらでかいです。前日に下見をしたけど、デカイ!しかも硬い。コケたら痛そう。

ここでかもしか殿に追いついてしばし歓談。

「さっきコケちゃった~」

「かもしか殿はコレにいくの~?」と。

で、「逝く!」と心強いお言葉。さすがチャンプ!さすがです。

切り込み隊長として僕がアタック!

なんとかギリギリ登りきり、登頂成功!

そして、我らがチャンプが挑戦!







画像がわかりにくいが撃沈!

聞こえてないと思うが「先にいくわ~」と声をかけて置き去りに。。。

この先、ガツンと下ってまた登って林道へ。


今回のコースの約7割は林道です。なので休憩が一杯出来て楽ちんなのです。


次のセクションは






ちょっとした登り。でも、足元が腐葉土でフカフカ。でもグリップは十分です。

しかし、僕がいけるラインは1本のみ。ソコはみんながアタック中なので、ちょっと遠回りする他のラインでクリアする。

次の場所も大した事ない場所なのだが、






切り株に引っかかって、木に刺さってしまった。

こんなにグリップするとは思いませんでした。アクセル開けたら開けた分だけ加速します。すごいコンディションのいい日です。

もしも雨なら、たぶんココのエリアまで来れてないでしょうけど。。。



次のセクションには







カタパルトみたいな所っす。勢い良く行くと飛び出しちゃいます。

で、ココを登ったら降りないといけないんです。しかも、この壁よりも直角な所を。。。






降りると言うより、落ちると言ったほうがいいのかも。

で、ソコを落ちてしばらく林道を走って次なる場所へ。

そこの画像はなし。地面しか映ってなかったが、その場所が後に運命を変える場所になる。









別に大した事の無い登りなのだが、真っ黒の土でもしも雨なら絶対に登れません。晴れてるからこそ通過できる場所なのです。



その後、林の中を走り回り、いくつかの壁を登って1周を無事に戻ってきた。

そして2周目。


デカイ壁には挑まず、迂回用の壁に挑む。

コノ壁はデカイ壁を登れないライダー用の壁なのだが、コヤツが中々難しい。1度失敗してしまった。

ウダウダ疲れながらも2周目も終了。3周目も無難にこなし、1周当たり35分~40分で周回しているようだ。

ちゅ~ことは、7周は確実。8周は無理とわかった。なので、1周当たりちょっとでもいいからタイムを削れば8周目にはいけそうかも。

4周目、集計でかもしか殿と遭遇。そしてかもしか殿の顔から鮮血が。。。

どうやらどこかでコケて顔面をぶつけたらしい。ゴーグルが曇って見えなくなったので外したら見事にヒットしたらしい。

そんなかもしか殿をまたもや見捨てて4周目を走行する。

ずいぶんワダチが増えてきた。しかも深い。徐々に渋滞気味にもなってきている。コノ周でピットに入ってガス補給をすることに。







ピットから車に戻って余裕のタバコに火をつける。だって、しんどいんだもん。

ガスも入れて、タバコも吸って、お茶を飲んで、パン食べて、隣の車にいた人とちょいとおしゃべりして、通りすがりの方に写真を撮ってもらって、また喋って、再出撃!

気がつきゃ12:10分。10時からの4時間って事はあと1時間50分しかない。

しかも、僕のペースは40分くらい。どう考えても2周が限界。

ちょいと焦って走り続ける。

で、林の中でコケル。コケる。コケまくる。

5周目はなんと50分もかかってしまった。

2時まであと60分!でも、ゴール時間から30分以内に帰ればOKなのです。すなわち2時半でもゴール扱い。

もしかしたら7周目も逝けるかな?と欲をだす。


しかし、6周目にリアブレーキのオイルが抜け、スカスカになってしまった。

手持ちの工具でシコシコ直して、オイルの代わりに烏龍茶で代用。スカスカよりマシな感じになったのでリスタート。

5周目よりもさらに激しいワダチが出来ていた。外車ですら抜け出せない状態。

ウィリーで発射!をしようにも、スイングアームがワダチに引っかかってどうにもナラン。強引に持ち上げ力技で抜け出し、6周目を終える。


で、ゴールまであと10分。もう1周行くにはギリギリ過ぎるので、時間が経つのを待っていたら、ギャラリーの皆さんや、他のゴール待ちのライダー達に

「逝けます!もう1周!」と熱いラブコール!

「89番!いきま~す」とまるでアムロ級の言ってきますと共に7周目に突入!

林道を中途半端なペースでのんびり走ってる場合じゃございません。

僕のいっぱいイッパイのペースで走り、不思議と壁も1発クリア、その後もミス無くいいペース!

「あらら?いけちゃうんじゃないん?」と自分に酔い始める。


しっかしだ!


運命を分けたあそこだ!チキショ~!

ワダチでみなさん捕まってます。


ウジャァ~とイッパイ人がいます。僕のCRFはラジエターが噴火!

時計をみると残り20分。なんとか帰れる雰囲気です。

でも、動けない。渋滞の真ん中くらいでフン詰まり。身動き取れずでむなしくタイムオーバー。


ふと振り返るとかもしか殿が手前のワダチでもがいていたのでお助けに参上。


「終わったなぁタイムオアーバーや。リタイヤやなぁ」

「えっ、終わったん?そうかぁ、途中で無理やとおもってんけど、進んできてん」とかもしか殿。

この先にはもっと深いワダチが待っているので、二人で協力して帰ることに。

そして、だれも居ない、コーステープも回収されたタダの林道を、さもコーステープが張っていたかのように、ショートカットせずに回って帰ってきた。







そして、「塩」としての広島遠征のレースが終わった。


結果

黄色F改:6周 61位 タイムオーバー

かもしか:4周 75位 タイムオーバー


レースと言う感じじゃなくて、むかし、みんなで練習してたあの頃を思い出してしまった。

やっぱ、お山遊びは楽しい。

来年も出たいなぁ。


ね、みんなで逝こう!