クリープシュタイン城
イタリアのシシリーよりもウマいカプリーノが飲みたい「黄色F改」です。
それが、大阪の高槻市にあるらしい。
仕事場にシシリー出身の方がいて、その人が日本に行った時に飲んだカプチーノがとんでもなく旨かったそうです。
そんな話聞いたら行きたい。。。
その前にバイク乗りたい。。。。
ドレスデンからちょっと離れると、何も無い場所ばかりです。
車で30分ほど人里離れた所まできましたが、なんとも景色の変わらない寂しい所ばかりが続きます。
で、山の中に
ぼや~んと「クリープシュタイン城」がそびえ立っていました。
なんでこんな所に建てたのかナゾです。
今では近くに巨大な工場があったりしますが、その昔はこんな山の中に何かの目的で作ったのでしょう。。。
でも、雰囲気は今まで行った城の中では一番好きな感じです。
近くには良い感じの峠も沢山あって、ツーリングのコースにもなってるみたいです。
すごく沢山の大きなバイク達が走り去っていきました。
中には入らず、立ち寄って写真とって去ってゆく。
この先にはバイク乗り達にとってもっとステキな所があるのかもしれません。
気になるところです。。。
そしてこの城もあまり手が加えられてなくて、宮崎駿氏な世界が広がっていました。
そもそも、宮崎駿氏がこの世界を模していると言った方が良いのでしょうけど。
こんな感じ。
城の内部。
何気に7€。。。
イタイ。。。
で、最初の部屋。
とても大きく広い部屋です。
みんなで集まる時に使っていたのでしょうか?
しかし、この手の部屋って監視カメラがどこにあるのかサッパリ解りません。
巧妙に隠してるので、雰囲気が壊れないです。
次の部屋は、シャンデリアがとてもステキなところです。
グランドピアノも置いてました。
机なども、アンティークが好きな人ならたまらん一品なのでしょう。
僕にはその価値がわかりませんが。。。
さらに隣の部屋。
いくつかの部屋が繋がった形で、ぐるっと一周まわれます。
ピアノの部屋、軍服の部屋、王妃の部屋みたいなの、そして子供部屋っぽいところ。
廊下兼部屋です。
祈りの部屋でしょうか?
壁や天井に絵が掛かれてて、とてもかわいい。
しかし、なんだかもの悲しさをかんじる部屋です。
この階段を登って3階に行きます。
この階段は石でできてて、真ん中が磨り減っています。
当時の人々もココを使っていたのですから、磨り減っていて当然です。
数百年たった今、アジア人の僕がココの階段を登っている。
当時の人はそんな事は想像できなかった事でしょう。
3階の階段を登ったところ。
沢山の盾が飾られていました。
防具ではなく紋章のようです。時代によって変えられていたのでしょうか????
壁の補修が行われているみたいです。
数百年もたてば痛む場所もあるでしょう。
天井も綺麗になっていたので、雨漏りか何かで朽ち果て始めていたのかもしれません。
窓に施されたスズの金物が素晴らしいです。
こうゆう細かい所に当時の技術の高さを感じます。
カッコええデす。
こう言うのんどっかに売ってないかと思うのですが。。。。
よく見ると、天井からぶら下がる照明のフレームは鹿の角で出来ています。
周りは森ばかりなので、当時の猟で取れたものを使ったのでしょう。
ちょっとグロイけど。。。
で、かならずキリスト的な絵画がある。
そもそもなんでこの人はこんな事になったの?
水をワインに変えることが出来たらしいけど。。。
お腹が空いたので、パンを出してくださいって言われて、何かをパンに変えて、
水じゃいやだ~!ってワガママを、ハイハイって言ってワインに変える。
なんて人だ。
もしも今もいたら、バイクをおねだりしちゃうかも。
この絵は、みんなおねだりに間に合わなくて、あ~ぁってなってる人たちなのかも。。。
また、こんな事言ってると怒られちゃうかも。。。
フフフ!