モーリツブルグ城の行き方
完全に旅ブログになってるじゃん!と思われてんじゃなかろうかと心配する「黄色F改」です。
ゆっときますが、あくまで仕事で来てるんですからね!
別に旅をしに来てるんじゃないですから。
ただちょっと満喫してるだけですから。。。
ドレスデンに来てどうしてもやっておきたい事。
それは鉄道に乗ること。
旧東的なドイツ部分には沢山の鉄道が今も現役で頑張ってるんです。
ココもその一つ。
ラーデブル・オスト駅です。
駅自体は廃墟と化していますが。。。
うらに自動券売機があって、切符を買う事が出来ます。
が、
僕の乗ろうとしてるのにはココで切符を買う事ができません。
僕が乗ろうとしてるのは、SLです。
現役の蒸気機関車です。
バックで駅に入ってきたSLに少しガッカリしつつも、終点駅にターンテーブルが無いためと知って、ちょと安心。
こちらからはちゃんとした向きで走ってくれます。
すぐにSL部分を繋ぎなおしてくれるものと思ってずっとまってたんですが、ぜんぜん来ないし。。。
いまから出発まで1時間待ちました。
駅構内には他にもSLがあります。
しかし、動いていないみたいです。
もしかしたら動くのかも。。。
何をするものなのかわかりません。
今だけのにわか鉄っちゃんには理解できません。。。
シュッポ!シュッポ!って音を出しながら迫ってくるSLを想像してたら、最初の加速のみであとは惰性できやがった。。。
あの音を聞きたかったのに。。。
でも、迫力あってカッコイイ!
ガチャコ~ンって小さな音を立てて合体!
もっとすごい音がするもんだと思ってたので、意外と残念な感じ。。。
でも、カッコええねん。。。
なんやろか?
運転してるおじちゃんが握手する姿もカッコええ。
日本人がやったら、ただのイキリに見えるのに。。。
何気にちびっ子が石炭入れてる!
オイオイ!ちょっと待ったれよ!
ワシもやりたいチュ~ねん!って事を伝えられない悲しさ。。。
語学の無さに乾杯です。。。
あ、そうそう、この日ここに日本から語学留学にきてる大学生と一緒になって行動を共にしたんです。
英語は必須で第2語学としてドイツ語を選びました!的な。。。
日本語、英語、独語と3ヶ国語を操ろうとしてる青年。。。
おっちゃんなんて日本語一筋なんですが。。。
英語なんて単語を10個も知らない状態なんですが。。。
二人の情報交換をしている間にも、出発準備が進んでいきます。
客車同士を繋ぐゴムパイプって蒸気もしくは水?お湯?が通ってブレーキか何かを作動させてるのかな???
それともただの空調用か????????
なんだかんだで出発した。
動くと普通の電車となんら変わりはない。
ただ違うのは、鼻をつく煤煙の香りと潤滑油のコテコテの香り。
そして木製の客車のきしむ音。
なんか、良いです!
動き出して、一個目の駅を過ぎたあたりで切符を売りにきた。
目的の駅まで5.8€だったかな???
中々のお値段です。
トラムなら1日券買ってお釣りがきます。
休みの日なのにガラガラで赤字路線な感じ。。。
でも、グイグイに詰め込まれるのもイヤなんだけども。。。
車掌さんは客車間を移動するのに、いったん体を外へまわして移っていかれました。。。
一見の価値アリな気がした。
だんだん人里離れた山の中へ。
とってもノスタルジックな感覚に囚われます。
あぁ。このままどっか行きたい。ってな衝動に駆られます。
車内は木製。
とってもカワイイ作りしてます。
真ん中の出っ張りはトイレです。
中を見てないので解りませんが、ダイレクトに地球に返す感じかもしれません。
確認しておけばよかった。。。
約30分で目的地のモーリツブルグ駅に着きました。
なんとも田舎の何も無い駅です。
ここから20分ほど歩くと城にたどり着きます。
小ぶりな機関車だけど、かっこいいナァ。。。
いつ頃製造したのかわからんけど、戦前の物なのだろう。
そんな蒸気機関車を見送ったあとは、目的地であるモーリツブルグ城に。
この続きはまた今度。