塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

ドイツ ドレスデン市内

日本から持ってきた本を読み尽くした「黄色F改」です。


ついつい読んでしまいます。


帰りの飛行機用に取っておいたのですが。。。


まぁ、いつ帰れるかわからんのやけど。。。





この日はドレスデンの旧市内へ。















たまには世界共通の味を食べにきたのはいいのだが、マックリブのセットにビッ
クマックがついてきた。


オマケがデカイねん。








マクドナルドを出て目に留まった教会へ。

現在修理中。


この街は1945年に大空襲に見舞われ、貴重な建物のほぼ全てを失ったのです。


で、東西ドイツ統合で、街の復元が開始されて今なお続いているんです。


世界一難しいパズルって言われてるらしい。

バラバラに砕け散った石を集めて組み立て、どうしても見つからない場合は新し
くピースを作ってるみたい。

なので、壁の色が黒い当時の物と白い最近の物と混ざり合っているんです。













中に入ると、ほぼ新品。

形が無くなるまで破壊されたんだから仕方がない。












柱も爆風を浴びたのか、一割ほど細くなってます。


教会の中で神に祈りを捧げていた人達がどうなったか、想像がだいたいつきます。
















祭壇自体は新しくしたのかもしれません。

でも、当時も同じような装飾を施した祭壇があったのでしょう。

一つひとつ手で掘り進めて完成させたと思うと、とんでもない労力が掛けられて
いたんでしょうね。


ほんま戦争はアカンです。

















真ん中の彫り物は新しい。

しかし、その周りは石がボロボロになっているので、爆撃の衝撃で破壊されたも
のでしょう。


破壊されるまえはどの様な彫り物がしてあったのか見たかったです。













ふと振り返ると、さっきの柱の上に巨大なパイプオルガンがありました。

どんな音がするのか気になる所ですが、そんな都合良く演奏はしてくれません。


そもそも、鍵盤はどこにあるの?って感じです。














もっと近くで見ようと思って気が付いたのですが、パイプオルガンのしたには、
天使達が沢山いたようです。


しかし、原型を留めている姿は一体も無く、全て泣き叫んでいるように見えます



あと、何が目を引くかと言うと、ヒビが入っているけど、明らかな継ぎ目がない
んです。


どうやら一枚岩を削り出して作られたようです。

すげぇです。


すんごい事なんですよ。




















ほら。

こんな感じに継ぎ目がハッキリわかるはずなんです。


ココの装飾もスゴイです。


当時物が目の前に実在してるんです。




興味の無い観光客がココに入ってきても、ただこの広い空間をみて、すげ~って
言って帰ってから絶対見返さない写真をピロ~ンて。。。






ホンマに勿体無いです。





こんな素晴らしい彫刻を視界の中に収まる景色の一部にしてしまうなんて。







まぁ、そんなん言いながら僕らも滞在時間は10分くらいやったけど。。。





これが、戦災を受けてない普通の教会やったら30秒で出てるけど。







3/7 PM22:45