釈迦
徐々に声をかけてもらえるようになった「黄色F改」です。
もちろん買う気で行ってるので、それを受け取って僕も「ありがとう」と言う。
買い物をしてお金を払って立ち去る時は「ありがとう」とついつい言ってしまいます。
朝、ホテルの近くで買う肉まん屋でも。
客先の守衛さんも。
でも、ホテルまでピックアップに来てくれるバスのオバちゃんは「ザオ!(早)」って言うだけ。
どんだけ「おはよう」と言ってもダメ。
こっちにいる間は言い続けますけど。。。。
どっちが折れるか真剣勝負ですわ!
お寺の続き。
親切?なオバちゃんが連れてきてくれた所は、僕が行こうとしていた最終目的地。
正面からのアプローチではなく裏から入るルートでした。
いつも仕事場へ向かう途中にあるこの塔は、心くすぐられる存在感のある塔だったのです。
山の上(中腹やったけど)に立つ塔からの眺めはいかなるものかと。
塔の入り口は小さめ。
何気に2元(26円くらい)
まさかの有料。。。
ちゃんとチケットまであるから、いつも有料なのだろう。
中はまさかと思うほど狭いです。
この狭さであの高さ?
壁がぶ厚すぎんじゃね?って思っちゃう。
よくよく見ると鉄筋コンクリートじゃないし。。。
石で組んで表面に漆くいを塗ってるようにも見える。
体を横にひねらないと階段が登れません。
1段の高さが高いところで50cmくらいあって、太ももが一瞬でパンパンになっちゃいます。
ちゃんと壁には仏像が祭られていて、お香もたかれてます。
上にいくほどお香が立ち込めて、さっき食べた肉まんが口からコンニチワしそうになります。
で、頂上からの景色。
いやいや、先に今見えてる建物に入ってから、塔に登りたかったのに。。。。
一回、山を降りて建物全部入りなおして、山登って塔登る。。。
そんな元気無いけどね。
塔から出て寺の1つに入った。
女性が仏像に祈りを捧げているところに出くわした。
手を合わせてナムナム~ってするんじゃなくて、膝ついて頭下げる感じだ。
そのまま手を付いて、額を床につければアラーの神にも使えそう。
なんとも合理的。
食事もすぐに出来ちゃうし。
あ、そうそう、2個前のネタで鯉を食べてたでしょ。
そん時の隣の席で、ニワトリをテーブルまで運んで来てもらって、その後・・・
この建物から何かを唱える声が聞こえる。
お経のようだ。
塔のてっぺんからも聞こえていたのだが、ココがこのお経だったとは。
所詮、味気なくゴツいスピーカーで鳴らしているんだと。
ところが中には200とか300人もの方がお経を唱えていた。
ナマの人の声が作り上げた重低音で
「ナムアミダブ~」っと言っているように聞こえた。
腹の底にまで響くその声は、ただ同じ言葉をパワープレイしてるだけなのに、いつまでも聞いていられる心地よさがある。
お香の煙もその雰囲気に溶け合い、こんなにもいい香りだと感じたことはない。
何気に目をやると、「お釈迦さん」の像が。。。
たしか、指を天と地に向けて誕生したんじゃなかったっけ?
詳しくは覚えてないけど「花まつり」@「甘茶」である。
あまちゃの存在は強烈に記憶に残っている。
なんか甘いお茶ですねん。
もう何十年と飲んでないけど。
その甘茶をこの像にびちゃびちゃとかけますねん。
何故かは知りません。
そう言うプレイなんでしょう。
極めた方の考えは、僕のような凡人には理解できません。
踏まれるおっさんに色付けしてるシーン。
ちなみにタバコ吸いながらです。
色が付くとこに付いてりゃいいんでしょう。
入ってすぐはこんな感じ。
中国の寺って感じだ。
もちろん少林寺みたいな僧の姿も見受けられた。
携帯とか持って電話してるシーンがほしかったんやけど。。。。
正面からなら拝観料が必要だ。
金額は知らない。
僕は裏からオバちゃんのエスコートで入ったので。。。
そこいらじゅう入り口だらけなのに、この正面だけなぜか料金を徴収してるのはどういう事なんだろうか?
中国でのルールがいまいちわからん日曜の午前中の話でした。