塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

休日の過ごし方

バスは信号が赤でも進むと言う事をすっかり忘れていた「黄色F改」です。


轢かれるかと思いました。


完全にぼんやりしてました。







6月27日の日曜日。

ソウルの「京義線」の電車に乗りました。

1600wくらいだったかな?

160円くらいと思ってください。







車窓は見事に雨。

かなり土砂降りです。

韓国でコレだけの雨に見舞われたのは初めてです。

電車に揺られる事約1時間。

金村駅に着きました。






その金村駅からバスに乗って「烏頭山展望台」へと向かいたかったのですが・・・

字が読めません。

せっかく行き先をハングルで書いてもらったのに、それに該当するバス停がありません。

バスを待つ人に、このメモを見せてどのバスに乗ったらいいのか聞いてもみんな知らないという返事。

唯一、英語の出来る女性が話しかけてくれたので、聞いてみたらバスで行くよりタクシー使えと。。。







なんか、負けた気がする。

なんだろう。


絶対バスで行けるはずだ!

地図見たら一番近い駅なのに?

いけない?


そんなはずは無いぞ!


すれ違うバスを見てもよくわからん。

どこに向かうバスなのか解らないから、帰りがまたも不安です。


帰りにもうまい具合にタクシーが現地に居るだろうか?









到着した所は、山の上にある展望台。

重厚な施設に中々の本気さを感じる。

さぞかし素敵な景色が望めると思っていたが・・・








慰霊碑的なものもある。

神聖で厳粛な場所なので、行動には気をつけてくださいね!って書いてあった。

もちろん日本語で。


朝鮮戦争での悲しい出来事がここであったのだろう。


ちなみに日本人はそんな看板を立てなくても破壊したりしませんけど。サイパンの時みたいに。








ハングルと英語で説明書きがあったが、読んでいない。

まぁ、何かの功績者なのだろう。

このおじさんの前で写真を撮る人たちが後を絶たなかった。


この日は雨だったから人は少なかったけど。。。








これが烏頭山展望台の全景。

向こうに川が見えますね。

イムジン川って言うらしい。

たしかね。



で、この施設の向こう岸は、もう皆さんお気づきの「北朝鮮」です。



ものすごく近いです。


すぐそこです。



距離にして3キロほど。


川幅の一番近いところで400mほどしかないそうです。


もちろん、北朝鮮人も住んでいます。


天気のいい日などは外を歩く姿を見ることが出来るそうです。








だからこんな人形もいるわけです。


手前が韓国軍、真ん中はどっちだ?一番右が北朝鮮


手前の韓国軍のほうが悪そうに見えるのは僕だけだろうか???








ほら!

こんな感じ。


この距離感!


ちなみにこの展望台には外国人専用展望室ってのがあって、日本語での説明ビデオを流しながら、目の前に広がる地形や、ココにいたるまでの韓国と北朝鮮との歴史等ザックリではあるけど、説明してくれるのです。


この部屋に入る前に、英語で日本人か?って聞かれます。


すると無線で何かを話したと思うと、突然日本語で説明が始まるって言う、デジタルなんだかアナログなんだかよくわからんシステムで運営しているようです。


余談だが、その無線をもったおねえさんが綺麗な方でした。


僕が独身だったなら。。。。。。。。。








外には望遠鏡まである。

500Wで2分くらい。

近くに売店があって直接500wを投入しても見れるけど、売店で望遠鏡コインに交換する事も出来る。


100ウォンを5枚入れてももちろん見れません。

そして返金もしてもらえません。

だいぶ訴えたんですが、返してくれませんでした。

50円やけど。。。
















で、満を持しての北朝鮮

雨でなんも見えません。。。


でもうっすらと真ん中辺に陸地らしき影が。。。


ホテルからソウルまで1時間。

ソウルから最寄駅まで1時間。

駅からココまで20分。。。


雨。。。


霧。。。


なんも見えんのでやんの。。。










外の霧をみてても仕方ないので、よくテレビで見かける劣悪な環境といわれる医療現場で活躍しそうな薬たち。


中身がなんだかわからんが、ちょっと古い箱の韓国製じゃないのか?って疑ってしまう。


将軍様の顔写真でも貼ってあったら雰囲気が出るのに。。。








ほんまか?

なつかしの韓国の飴じゃないのか???










ラジコン戦車があるけど、ボディはブリキ。

なんか、それっぽい。

てまえの猫がさらに演出を高めているように思うが、そこいらのショボイ市場でも見かけたような。。。。








教室を再現した部屋。

中央には偉大なる人民の父である将軍様が陣取っている。

でもパイプ椅子ってのが納得いかないけど。

全部木で出来ててほしかった。

戦前の日本ってな感じで。。。










土産物やさん。

北朝鮮製風の人形や、地元の景勝地の絵葉書など、南北統一な土産であふれていた。

外は雨。

この日は日曜日。

偶然客は居なかった。

僕の貸切で、このフロアは客より(1人)より店員さんのほうが多かった。

みんな僕を見てた。

ちょっとでも立ち止まったら、話しかけてくる。。。


何言ってるかわからん。


ヤクか?

残念だが、僕は持っていない旨を告げたが、どうやら通じなかった。








帰りは無料のシャトルバス。

ふもとの駐車場まで送ってくれる。








そこから、ソウルまでのバスが出てた。

ソウル市内まで1時間半。

1600ウォン(160円しないよ)
ものすごく安いし。。。運転荒いけど。。










外をみたら、霧が晴れてた。。。


北朝鮮が鮮明に見えちゃってるよ。。。


バスの止め方が解らず、そのままソウルまで戻ってしまった。。。












ちゅっか物々しくて、よう降りんかったんやけど。。。