塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

ゴールデン

指をポキポキ鳴らし過ぎて関節が痛くなってきた「黄色F改」です。



昔から鳴らしちゃダメだと言われ続けたが、ずっと辞めずに鳴らしまくってた。

継続は力ですよ!


このブログももうすぐ丸3年目に突入だ。


よく続けたなぁと関心しつつも、最近の歯抜けすぎる更新はどやろか?とも思っ
ちゃいるのだが。。。


そして、完全にスルーしてしまった話がある。


覚えているだろうか?


この5月にトレールEDに行き、その帰りに日本海周りで帰宅したのです。

若干2泊3日しつつ、のんびりドライブの筈がかなりの強行スケジュールにもかか
わらず、寄り道したいところだらけ。


全部は不可能なので、まずはメジャーどころから。







レースも終り、みんなで風呂に入って晩御飯を食べたあと、僕ら二人は最初の目
的地である「石見銀山」(島根県)へ向かった。


広島県庄原市からだと100キロくらい距離があるので、夜の空いてるうちに車をぶ
っ飛ばし、約3時間で現地入りした。



着いた場所は「石見銀山世界遺産センター」の駐車場。


もっと近くに駐車場がある事をしらなかったので、ココに止めて車中泊


夜から降りだした雨と風で外は嵐のようだ。


でも、レースと運転と普段からの慢性的な睡眠不足により、のび太よりも速いと
思われる勢いで眠りに落ちた。



ふと目が覚めるとすでに明るい。


だだっ広い駐車場に昨夜は数台の車が止まっていたが、今ではビッシリ埋まり、
すでに駐車待ち渋滞が起こりそうな勢いだ。

さすがGW。

世界遺産と言う宣伝効果はデカイようだ。


センターから銀山の最寄りまでバスが出ているが歩いても10分ほど。


しかも最寄りまでは下りのみなので、バスの始発(8:15)まで待たずに歩けば、
時間を有効に使える。


そして、うまい具合いに雨も止んだ。


のんびり歩きながら、銀山へと向かいふと気が付くと、試掘した跡なのだろうか?なんせ山の斜面は穴ぼこだらけ。




銀山でなければ魅力的な要塞であり、素敵極まり無い穴ぼこなのだ!


センターから最寄りのバス停付近につき、そこに駐車場があった。ココが一番近かったようだが「龍源寺間歩」(りゅうげんじまぶ)は9時にしか開かないから。。。

と、負け惜しみを言いつつ時間に余裕があるから、






五百羅漢でも見学すべく拝観料を払おうと大蔵省にお願いしたら、


「車に財布を忘れた。。。」


ですって。


あら~。。。


やっちゃったね。

まぁ、バスに乗ってセンターまで帰って財布を取ってくれば・・・


あ、財布が無いからバスにも乗れねぇ。。。


ここまでセンターからずっと下りだったから、戻るとなると、全て登りな訳でし
て。


しかも、最後にすごい勢いの階段なんですが。。。



グダグダ言ってても仕方ないので、二人で歩き出したが、如何せん妊婦。。。

僕と歩くペースが違いすぎる。。。


妊婦じゃないときゃ同じペースで歩いてたのよ。


僕はめっさ歩くの速いのよ。

嫁にゃんも恐ろしく速かったのだ。

さすがにハイペースで歩かせる訳にいかないので、ペースを合わせていたがよくよく思えば僕だけ戻ればいい訳で。


どうせ戻ってくるし。


そうと決まればほぼダッシュ


今から歩いて向かっている波に逆らいながら、心臓破りの階段を2段飛ばしで駆け登り車まで戻って、さっきすれちがった人をゴボウ抜きして、戻ったときにはバスの始発が最寄りバス停に止まってて、涼しい顔した観光客たちが続々と下車していた。


まるでバスから人が湧いているみたいだ。


僕は朝から汗だくになりながら、銀山の穴を目指すべく、二人で歩き出したのですよ。


向かう道中の山肌には試掘の跡が無数にあり、その一つ一つに番号が付けられている。


全部の穴を調べて番号をつけたのだろう。




6月にもなればホタルが無数に舞うようなそんな期待をさせる小川の横に遊歩道があるのだが、なんせ道が狭いです。


なので、小川の反対側に車も通れる広い道を行く事に。


ゆるやかな登りなのと、観光客が多いので、どこまでも混雑している。




バス停から歩いて20分くらいで中に入れる穴、龍源寺間歩に到着。


あ、「間歩」ってのは採掘した穴の事をマブって呼ぶそうな。なぜかは聞かないで。






なにやら北海道で見掛けたおっさんに出くわし、今もどこかの為の義援金を集めるふりをしつつ。。。


やめとこ。


ほんで人が。。。すごい。。。


さ、穴に突入だ!




中は肌寒く、ときおり水がしたたり落ちてくる。


前も後ろもビッシリお客さんがいるので、すぐに渋滞が起こちゃう。



前を歩くブッサ。。。いや、学生らしき女子がキャッキャ言いながら写真を撮りまくっているが、それを家に帰ってからちゃんと見るのか?

と、疑問に思うのだ。


みんなどうよ。


デジカメでボッカボカ写真を撮って、あとで全部みるの?


ボツとか採用とか、分けたりするのだろうか?


モリー一杯になったらフォーマットしちゃうんじゃないの?



と、勝手な心配をしながらイライラは募るのだ。


ブサイ・・・いやいや、前を歩く女子が撮影にてこずってる間に無理矢理抜いて前に出てやった。


さらに先に進むのだが、全てを公開してしまっては、次に見に行く楽しみがなくなるので・・・


出てきた。








今にも雨が降りそうな空だからこそ、暑くもなく寒くもない。


せっかくだから、暑けりゃいいのに。。。


中の涼しさ(寒さ)から解放され下山を始めた。


帰り道は遊歩道を歩く。






階段だらけの遊歩道を登りで使わなくて正解だったのかも。


まだ他にもいろんな施設が残されている。




ココは「清水谷精錬所跡」などなど。。。


もっと時間があれば城跡や、別の山にも穴があるそうだ。


特別なツアーがあるみたい。

興味のある方は調べてみてね。




お勧めルートとしては、羅漢寺前の駐車場に車を止めて(朝7時までに入らないと満車ですわ。もちセンター駐も)遅くても9時には龍源寺間歩前で開くのを待機な勢い。


あとの町並みやら、役所の跡などの見学は間歩を見学してからでも十分見ることが可能です。


しかし、早くて3時間。


これでサラッと見て終わり。


せめて半日。


できれば泊まりで1泊2日コース。

これは温泉津ってなすてきな温泉地がすぐ近く(車で1時間はかからん)にあるので、ソコで一泊ってのがスバラシイ!





興味のある方は行って見るべし!