さっぶ~!
電車って雪でも遅れる事を知った「黄色F改」です。
だから、今日は大阪に行かなきゃダメなんですけど。。。
25分遅れの電車に乗り込み「いゃ~寒かったですね~」と
ホームで寒さを共有した乗客のみなさんに心の中で会話をしたのです。
しかし、遅れて出発した電車に座る席はすでに無く「立ち」を覚悟するしか無いようだ。
僕が乗るJRの新快速は遠方に向かう人が多いので席が空くのは京都駅を越えてからだろう。
もうすぐ「能登川駅」に着く。
しかし、視界不良の為にスピードが上げられ無いようで、またも遅れて到着。
どっとなだれ込む乗客の頭や肩に雪の白い結晶が、車内の暖かい空気で透明な粒に変わって行く。
その凍えた手には一応に片手携帯で忙しそうに指が動いている。
まぁ、人の事は言えないが。。。
真っ白に雪化粧した山々が遠く日の光に照らされて綺麗に浮かび上がって見えてきた。
「もうすぐ止むのかな?」
そんな事を考えていると「近江八幡駅」に着いた。
僕の乗った「彦根駅」よりも積もっているみたいだ。
ただ今は雪がやんでいる。
そして、さっきまで見えていた山々がまた雪雲に覆われて見えなくなってしまった。
「野洲駅」についた。
また雪が降り始めた。
近くに「三上山」(近江富士)と言う山があるのだが、その姿はみえない。
電車の扉が開く度に冷気が足元を駆け抜ける。
外は変わらず雪景色。
「守山駅」のほうが積もっているように感じる。
今回の雪は「ミナミ雪」と言う現象なのだろう。
ちなみに「ミナミ雪」とは
滋賀県(びわこ)を南北に分けた南側(湖南)に雪が積もり、北側(湖北)には雪があんま積もらない現象なのです。
これは風による影響と、西側(湖西)にある山の形状によるものらしく、
「安雲川(あどがわ)」の谷(R303)を通る風向きがなんたらかんたらと。。。
なんかそんな事らしい。
気が付けば「大津駅」に着いた。
いったい乗車率は何%なんだろう?
誰も降りないけど次々乗り込んできて、みんなが周りの人にもたれ合って立っているような雰囲気だ。
ラーメン屋のワリ箸みたい。
電車が揺れても乗客は揺れない。
きっちキチに詰め込まれた電車は「山科駅」に到着し、乗るのを諦めきれない乗客が無理矢理入って来ようとして、益々息苦しく狭く全く身動きができなくなってしまった。
腕を上げ続けるのも楽じゃない。。。
僕の周りはグルっとおばちゃんばかり。
まるで花園にいるようだ!
もっとも、枯れた花園だが。。。
「京都駅」についた!
待望の京都だ!
ココで皆さん降りるのかと思っていなのに。。。
あんま降りない。。。
そして、ドッと人がなだれこんできた。
さっきと状況がかわらない。
ちょっとマシなのだろうか。。。
京都のお山も白く化粧をしている。
そう言えば、今日は各地でお山遊びが開催されているのだろう。
雪中をフローティングですよ!
久しくやってないが、その前にバイクが入院したままで。。。
先週のいつだったか忘れたが
「バイクをいつ取りにくるのか?」と連絡があったのだ。
そんな事言われましても。。。
寒いんだもん。
「高槻駅」だ!
もうココは大阪だ!
ほんのちょっとだけ雪が積もってる。
昼過ぎには溶けるくらいの積もり方だ。
これでもこの辺りじゃ大雪なのだろうか?
また誰も降りない。
乗り込むのみである。
次の「新大阪駅」で降りて「地下鉄御堂筋線」に乗って「心斎橋駅」に11時待ち合わせなのだが、どうやら僕の今のボジションは降りる事がとても困難な位置にいるような気がする。
たしか、左側の扉が開いたと思うのだ。
いま僕は右側の扉のところに立っている。
そしてびっしり詰まった車内を
「すんません、スンマセン」と言いながら向かわなければならないのは必至である。
僕が降りる為にみんなが道を空けてくれれば問題無いのだが。。。
さぁ、もうすぐ「新大阪駅」に着く。
勝負の時がやってきたようだ。
あら?
右側だ!
右が開くぞ!
あはは。
なんの苦もなく降りちゃった。
さ、地下鉄だ!
前から何度も言うようだが、いまだに自動改札が苦手でして。
どうもあの機械が信用ならんのだが行くしかないので。。。
さ、もうすぐ合流なので、電車更新もこの辺で。
みな様もたのしい週末をお過ごしください!
じゃね。