素人がローから狙い撮り!
最近、更新時間が遅いから昼休みには更新してないって思われてるであろう「黄色F改」なのだよ!
いろいろありまんねん。
その日のネタはその日のうちにキャンペーン中やねんな。
だから?って言われても、どうすることも無いのだが。。。
で、29日のネタなのです。
いつもの寺の縁の下。
そこに「門」が収納されとるわけですわ。
じつは、オラが街彦根には、いっちょまえに国宝なお城がいてはる訳でして。
その城の周囲には、くっさい水がたっぷりな堀があるのです。
その堀には「内堀」「外堀」ってのがあって、外と内の堀には門が設置されていたらしいのです。
しかし、その昔、戦争だか区画整理などの理由で撤去されたそうな。
全部で7箇所。
そのうち6箇所の門は、解体され焚き木にでもなったのだろう。
しかし、ココにある1つだけ戦火を逃れ、焚き木になることも無くずっと寺の縁の下に保管?放置?されていたのです。
60数年ぶりに日の目を見る門柱が、今まさに取り出されるのです。
ちなみに、大学の研究生とその先生?教授?が引き取りにくるので、無職な僕が借り出されるってな事になったのです。
僕みたいなデカイ人間には非常に厳しい環境なのですが、嫌いではないのです。
基本、潜るのって好きです。
しかし、狭い。
学生諸君も潜り込み、60年の埃にまみれて作業してます。
ものすごく太い門柱をじわっと持ち上げないとダメなはずなのですが、こんな足場の悪いところで持ち上げられるはずも無く、ズルズル引きずって強引に出していきます。
一番でかいのを出すのに、周りにあった小さい門柱を先に出し、メインのデカイのをみんなで力をあわせて出してゆきます。
ちなみに小さいって言っても100キロくらいあるのよ。
このデカイので250キロくらいあるんじゃないの?
なんせ、足場も悪く狭いから、力がうまく伝えられない。。。
更にはみんな作業に慣れてないので、スムーズに作業が進まない。
「ソコに枕木入れて!」「いやいや、ちゃうがな!そっちやて!」
こんな会話が飛び交います。
ちなみに、ほぼ全部の木が出ました。
あとは、もっと細いヤツがちょっとだけ。
見る限りでは全て揃ってるわけではないみたい。
どうも、重要な部分のみって感じだ。
そして、どこから聞きつけて来たのか、新聞屋さんが取材してました。
で、この材木を学校の研究室に移動するために、トラックを借りてくると言って先生殿が出て行った。
その間、僕らは休憩です。
てっきり、乗ってきてると思ってた。。。
そして、しばらくして教授殿に一本の電話が。。。
どうやら、この引越しシーズンでトラックがレンタルできないらしい。。。
ジワッと失笑。。。
ちゅっか、当初の話ではもっとデカイと聞いていたので、4トンくらいのトラックが必要では?ってな話をしていたのだが、どうも2トンくらいのトラックで運べそう。
なので、ここはかもしか殿に電話。
「かもしか殿んちのトラック貸してくんない?」
で、
到着!
さすが、町の社長さんです。
嫌な顔ひとつせず、快く貸してくれました。
しかし、このトラックにも「塩」ステッカー。
みんなが「なんで塩?」と疑問に思うも、シレ~ッと放置。
三十路以下のチェリーは知らんでええ世界やねん。
さすが若者ですわ。
パワーがちゃいます。
全て積み込み、結構ケツ出しでココから車で10分もかからん距離にある大学まで異動します。
もちろん運転は僕。
憧れのキャンパスにトラックで突入し、最初研究室の軒の上に置けないか?と無謀なことをおっしゃる。。。
失笑どころではないですよ。。。
だいたい、軒自体にそんな強度があるのか?
おっそろしいわぁ。。。
でも、強度とか知らんかったらそんなもんやろう。
かく言う僕も知らん。でも、崩れてからじゃ遅いのです。。。
とりあえず、ココに置くことに。
しかし、みんなパワーがあります。
そして、気になったのが赤いトレーナーの学生殿。
作業の飲み込みがめっちゃ早い。
リーダー向きですな。
朝の時点では、だいじょうぶか?って思ったが、さすが大学生です。
みんな頭がいいから、無駄な作業がだんだん減ってきてテキパキ動くのですよ。
そして、息が切れてない。。。
若いっていいなぁ。。。
三十路UP組は数日後に筋肉痛だろう。。。
そして、作業も終了し研究室でコーヒーを頂き撤収です。
いつになるかわからんが、門のレプリカが出来るのだろうか?
そして、どこかに設置されるのだろうか?
しかし、何がどの部品か、僕にはさっぱりわからん。
わかる事といえば、重いって事だけだな。