レースよりキツイ。。。
調子に乗ってＰＣにパスワード設定してみた「黄色Ｆ改」です。
電源を入れるたびにパスワードを入力しないといけない。
なんて面倒なんだ！
なので、すぐさま解除しちゃった。
そして、僕には合わないことがある事に気が付いた。
３月１８日の話。
広島城に朝から来てみた。
城に興味は無い。
僕がソソられる場所には必ず戦跡がございます。
大本営跡です。
たしか、日清戦争のときに移したハズだったような。。。
記憶が曖昧なまま、この大本営跡の中で朝食を食べて、どんな建物だったのか頭の中で想像しながら、フランスパンと水という不思議な組み合わせに一切気づくことも無く、時間が過ぎて行く。
ちなみに、お気付きの方も多いと思うが、ここは爆心地から９００ｍくらいしか離れてません。
あのときの衝撃波と爆風で一瞬にして吹き飛んだのでしょう。
で、残ったのは基礎の石のみなのだろう。
数年前にはこんなことになってなかったのに。。。
まぁ、慰霊碑などにはありがちな光景なので、さほど驚きは無いけど、せっかくの観光資源であり、税金で作られているのだから、わざわざお金をかけてコンクリートを塗らなくてもいいのにっておもうのです。
労力とかもったいないと思わないのかねぇ。。。
そして、通信室跡も近くにある。
原爆が落ちた第一報をココから発信したのであろうか？
しかし、悲しいことがココでも起こっていた。
数年前に、どこぞのいたずらっ子が金網を破壊してくれてたおかげで中に入れたのに
いつのまにやら超頑丈なバリケードが。。。
まぁ、正面は前からこんな感じだったけど、横の窓から侵入できたのです。
この中は、崩れたコンクリートにゴミやら草やらブロックやらが散乱し、ものすごくおっかない事になってたのを、今回も見れると思って意気揚々としてたのに。。。
こんなとき用の懐中電灯も無駄に終わってしまった。。。
新品電池＆予備まで用意したのに。。。
ちゅっか、僕みたいなのがいるから年々頑丈に防御されるんだろう。
参考までに、前回中に侵入し出てきたところを神社のおっちゃんに見つかって、
「あんた生き埋めになって死にたいのか？」って、こっぴどく怒られたのだが。。。
良い子のみんなは真似しちゃいけないよ。
さすが原爆ドーム。
人気です。
観光客が一杯です。
そういや、なして千羽鶴なのか知ってる？
原爆＝広島＝鶴 ってのが、定番になってると思うが、なぜ鶴なのかってのは知らない人が多いのでは？って思うのです。
佐々木貞子さんて方が２歳のときに被爆して、１１歳で病気を発症。
名古屋？だったか？ まぁ、折り鶴が送られて来た訳だ。
「1000羽の鶴を折ったら、私の病気も治るよね」って事で闘病中に折り始めたのです。
今では何てこと無いが、当時の折り紙なんてとっても高価でそなもん買えましぇん。
なので、そこらの包装紙やらで折り、資料館には今もオリジナルの鶴が保管されてますよ。
そして、入院患者のみならず、皆が鶴を折り始め「千羽鶴を折れば病気も治り元気になれる」と信じていたのです。
しかし、貞子さんはその後他界し、鶴も１０００羽を超える勢いで折ったそうです。
ほんで、千羽鶴を収めるところに「原爆の子」って言う像が、貞子さんの同級生の手によって募金活動が行われ建てられたのです。
原爆によって多くの子供たちが犠牲になり、その霊を慰めるために毎年たくさんの鶴が全国から送られるのですよ。
たしか、こんな内容だったと思う。
違ってたらゴメンね。
決してテレビから出てくる貞子ではないのでご注意を！
こんなん書いたら怒られるな。。。
そんな広島を後にし、どうもどこに行って良いのかわからんＪＲのみの移動手段にイライラしつつ
帰ることにした。
やっぱ、自由に動けないのと、時間制限があるように感じて落ち着かない。
そして、電車の中がヒマで仕方が無いのです。
僕には電車移動が合わないみたい。
だれかと一緒なら別なのだろう。
にして、この看板だ。
「間の悪いツッコミとマナーに困った」
なんじゃこりゃ？
平和な証拠です。
岡山に向けて移動中に、シャカシャカと音楽が漏れてる爆音なアホが僕の前の席に乗っていた。
うるさいんじゃボケッ！て注意しようと身を乗り出したら、なんと！
「今夜だけきっと～♪」
スターダストレビューやんけ！
えらいマニアな懐かしい曲を聴いてやがる！
漏れてる曲だが、コレだけ聴いて注意するとしようと思っていたが、どうにも次の曲が気になる。
うっすら漏れる曲に耳を集中させて必死で聞き入ると、
トワイライトアベニュー。。。
あたたたたた。。。
そうきたかぁ。。。
懐かしいなぁ。。。
と、最後まで聞けずに降りていきやがった。
なんてヤツだ！
マナーがなっとらん！
最後まで聞きたかったなぁ。。。
で、岡山では電車待ちがこっぴどくあるので、一個手前の倉敷で降りた。
去年の九州の帰りにも寄ったが、岡山市内はほとんど知らないので、倉敷をチョイス。
別にこれといって目新しいものは無い。
去年となんら変わりない。
とりあえず、時間をつぶす。
美観地区にあるでっかい木。
夕日に照らされなんだかいい感じ。
こんな町並みも日が暮れるにつれて雰囲気が増してきた。
彼女と手を繋ぎながらのんびり歩いてみたいなぁ。。。
いつの話になるのやら。。。
想像だけが頭の中で演出を考え、もしもエスパーが近くにいて、僕の頭の中をのぞいていたら、
キモッ！って言われるのだろう。。。
な、事を考えながら、美観地区を散策し
そんな僕に話しかけてきた女子がいたのです。
さすが、こういう風景に溶け込み、かつ似合う僕のことを判る女子がいるもんだと感心しつつ、
話しかけてきた女子との時間を共にする！
「どうかしましたか？」がっちり紳士な口調でね。
「あの～」
ちょいと恥らいつつその子は口を開いた。
その口調はとても柔らかく、清楚な感じが読み取れる。
彼女の伝えたい事をようやく飲み込めた僕は
「じゃ、いいですか？」と、ジェントルなリードをしつつ
写真をね。
あ、そ。
悔しいので、僕のカメラ（携帯）でも撮ってやった。
魂ごと吸い取るぞ！
ひとつ良いことをしたのか？
まぁ、所詮、通りすがりですわ。
そんな美観地区ともお別れし、岡山から姫路へ、そして大阪から京都を越え、彦根に着いたらもうすぐ日付が変わるところだった。
ほんとにね、気が付いたのが、電車移動は僕には合わない。
なんせ、乗ってる間がなんもすることが無い。
なにかしてないと落ち着かない性格なので、電車に揺られるだけってのがどうしても耐えられない。
人生で２度目の１８切符だったが、今回は痛烈に感じた。
やっぱ、車かバイクで夜中に距離を稼いで、昼間は観光し動き倒し、夜中に移動。
僕にはコレが一番性格に合っているのだろう。
たった１泊２日。
さて、どうしたもんかな？
