塩風呂具

オフロードバイクがメインです。

塩っぱレンヂャー

そういや昔、西遊記でドリフメンバーが人形劇になったやつを見てたなぁって思い出した「黄色F改」です。

説明が不十分だなぁ。文字の並び方と文法がおかしいぞ。まぁいいか。伝わってるかなぁ。。。


ほい。なぜ「塩っぱ」なのか?と言う質問が「さとちん殿」からありましたのでお答えします。







あれは、今から約3年前の話。

平成15年2月某日。

「このままココで。。。いやだ。ココでは。みんなに・・・」

ふと我に返る。

足の先はすでに感覚が無い。指も冷たくなっているのかどうかもわからない。

体を左右に動かす。ジャケットの擦れる音が辺りに響き、その他の音は木々のざわめきしか聞こえない。

ヘルメットの中に納まったまま視線だけが辺りを見渡す。

遥か彼方に感じる崖が目の前に倒れ込んできそうな感覚に陥る。

冬なのに今年は暖冬の影響もあるのか積雪は無い。

冷たい地面に横たわったままの体にムチを入れ、起き上がろうとする。しかし力が入らない。

まるでロープで体を結ばれたように少ししか動かない。

うっすらと吹く風は冷たく、心地良く感じるようになってきた。

「もう、このままでもいいかな」

僕はどうしたらいいのか。何も思いつかない。

その事を考えるだけの力も無い。

そして、

「このままココでリタイヤ。いやだ。ココでは。みんなに何言われるかわからんやん!」

部活の壁でボカ~ン!と発射で後ろ向けにブチ転び、みんなが見てて

「うゎっ!しょっぱいヤツがおるでぇ~」と叫ばれた。

「やっかましい!触るなよ!リタイヤになる!」

そう、僕らは助けてもらったら、レースでもないのに「リタイヤ(失格)」扱い。

すなわち

『しょっぱい=ドンくさい』なのです。

で、その後の居酒屋で

「チーム作ろう」ってことになったのよ。

「何にするか?」で、たった3人の会議が盛り上がる。

「メンバーは5人=レンジャー」コレ、ゴレンジャーで基本形。

「しょっぱいヤツら」で

『しょっぱレンジャー』の出来上がり。

そこで、「ホームページを作ろう」ってことになった。

しかし、「しょっぱ」では漢字に変換しない事が判明!

なので「塩」「っぱ」「レンジャー」と分けて入力。

さらに何を思ったかタイプミス

「塩っぱレンヂャー」

で、作ってしまった。

「ジ」ではなく「ヂ」なのです。

さらに、入力の際「しょっぱ」では記入できないので

「しおっぱ」と発音。

なので、正式名称「塩っぱレンヂャー」で確定。




最初は、チャットルームとかあったけど、メンバーはそれほどタイプが早くない。すぐに廃止。

BBSは今でも健在。当時から変わらないけど、徐々に有名になりつつあり、今ではとても普通な事しか書かなくなってしまった。

しょうも無い事を書けない雰囲気なのだよ。

メンバーも増えたし、活動もお山遊びからレースへと変わり、今ではソコソコの成績者を排出できるようになってきた。

当初はローリングスタートで周回遅れになったり、後ろから数えると言うより、一番後ろだった。

空き地で練習して怒られ、山を荒らすなと地主に怒られ、他のチームが練習してるところに行っても邪魔するばかり。

準備が人一倍遅く、時間は守らず、ポイ捨て普通、ゴミは散乱し、えらい事になってたんですよ。

いまもあんま変わらんが。。。

ゴミとかはちゃんと処理してるので御安心を。

当初「ポヨ殿は呼ばんといて」とみんなに言われ、こそっと練習してたのが懐かしい。

なぜ呼ばないのか?それは「しんどいから」

今もだが、当初もずば抜けてうまかったのです。すると、みんなのレベルでは到底無理なセクションへ行こうとする。すると、みんな行けないから押すハメに。

朝一から押しが入ってえらい事になるにもかかわらず、帰るのは夕方なので、山の中に8時間くらい篭って、押し続けるのである。

まさに地獄ですよ。

冬の冷たい風が心地よかったんです。





いつもの山は晴れてても湿っぽく、ほぼ毎回雨の中のような練習でした。

そんな練習を続けてて、出会ったのが「MFJ」って言うレース。ここで、初年度は惨敗。

翌年、レースの前の周に空き地にコースを作って(と言っても平地なのです)練習し、イザ本番。

まぁ、そこそこの結果にみな満足。

翌年、塩っぱレンヂャー発足(平成15年度)

同年に「イナベ第2戦」初参戦で、僕が優勝

その後もレースに参戦。結果はボチボチ。。。






17年夏、僕は骨折。そして、徐々にメンバーに結果が出始める。

そしてブログを開設。

で、現在に至る。

のですよ。

コレが「塩」です。